2023.02.11

食べる

【始末料理】「大根の葉」丸っと使い切りで4品作ってみた!「じゃこ炒め」「ナムル」…白ご飯に合う・合う♡

農産物直売所などでは、葉付きのまま売られていることの多い大根。「大根の葉は、白い根の部分より栄養が豊富」と管理栄養士の方に教わって以来、葉も捨てずに食べるようにしています。とはいえ、葉は青臭いし苦みもあって、食べ方に悩んでしまいがち…。そこで、いろいろな調理法を試して行きついたのが“下茹で”をすること。あとはアレンジ次第で、ご飯がススむつくおきメニューが出来ちゃいます。それじゃ、チャチャッと作っていきますよ~♪

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葉の栄養は、根の部分よりスゴイ!?



大根の葉には、カルシウムや、β‐カロテン、ビタミンCなどが豊富に含まれています!

葉(茹で)と根(皮なし・茹で)の部分とで比較してみると… 
※100g当たりの含有量、日本食品成分表を参照。

<カルシウム>
大根の葉…220mg
大根の根…25mg

<β‐カロテン>
大根の葉…4400μg(マイクログラム)
大根の根…0μg

<ビタミンC>
大根の葉…21mg
大根の根…9mg

比べてみると、大根の葉の栄養の豊富さがよく分かりますよね。とくに、β‐カロテンは、根には含まれない栄養素。
ほかにも、食物繊維、葉酸、カリウムなど、健康や美容のためにも摂取したい栄養素が豊富です。

下茹ですると、グッと食べやすい!

栄養豊富な大根の葉ですが、独特の青臭さや苦みがあり、苦みは取り除きたいですよね。
そこで、ひと手間ですが「下茹で」してからの、調理をオススメします。

下茹ですることで、ビタミンCなど水に溶けやすい栄養素は流出しますが、ムリなく食べ続けるためには、おいしくいただくことが大切!

大根の葉に含まれるシュウ酸(取り過ぎると尿路結石の原因に)も、下茹ですることで、取り除くことができます。

それでは、おいしく、安心して食べるために、下茹でしていきますね~♪

まずは湯を沸かし、沸騰したら茎の部分だけを入れて15秒ほど茹でて…



その後、葉の部分まで全体を浸して、さらに15秒ほど茹でて…



水にさらして、ギュッと水気をしぼれば、下茹では完了!



※葉の固さによって、茹で時間は調整してください。

下茹でした大根の葉は、細かく刻みます。ご飯茶碗1杯分で、100gほどになりました。



つくおき4品にアレンジ!

それでは、ご飯茶碗1杯分の大根の葉でできる、ご飯のお供レシピを紹介しますね。

〇和えるだけ!ナムル



材料
大根の葉(下茹でして刻んだもの)…100g
鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1
ゴマ油…小さじ1
白いりゴマ…お好み量



材料をすべて和えれば、完成!
鶏がらスープの素とゴマ油の風味で、葉の青臭さが軽減されて食べやすく、子どもたちからも人気の一品です。



〇さっぱり!塩昆布入りおひたし



材料
大根の葉(下茹でして刻んだもの)…100g
かつお節…1/2パック
塩昆布(刻んだもの)…小さじ1
砂糖…小さじ1
しょうゆ…小さじ2

こちらも、和えるのみで完成!
刻んだ塩昆布が、イイ味の調整役となります。さっぱりとした味わいなので、どちらかというと大人好みの一品です。



〇カリッと甘辛味!じゃこ炒め



材料
大根の葉(下茹でして刻んだもの)…100g
ちりめんじゃこ…大さじ2
ゴマ油…大さじ1
砂糖…小さじ1
しょうゆ…小さじ1

フライパンに、ちりめんじゃことゴマ油を入れ、強めの中火で加熱し…



ちりめんじゃこがカリカリっとなったら、大根の葉、砂糖、しょうゆを入れて1分ほど炒めて、完成!
じゃこの塩気と、大根の葉からジュワっと広がる砂糖としょうゆの甘辛さが、イイ感じ。



〇豚肉でボリュームUP!カレー炒め



材料
大根の葉(下茹でして刻んだもの)…100g
豚ひき肉…50g
カレー粉…小さじ1/2 
コンソメ(顆粒)…小さじ1/2

フライパンに、大根葉と豚ひき肉を入れて、強めの中火で加熱し炒めます。



豚ひき肉に火が通ったら、コンソメとカレー粉を入れ、カレー粉の香ばしい匂いがするまで炒めれば、完成!
カレー粉の香ばしい匂いにお箸がススむ一品。豚ひき肉が入ることで、ボリュームもUPしますよ~。



4品とも、ご飯によく合うので、ご飯のお供や、おかずが少な目な時にも大活躍!



作り置きしたものは、冷蔵保存で2~3日ほど日持ちするので、数種を作っておき、その時の気分で選ぶのも楽しいですよ。



わが家で定番の大根の葉の食べ方、いかがでしょう? おいしそうだなと思ったら、ぜひ、作ってみてください!

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