2022.12.16

食べる

「かぶ」の葉も皮も“まるっと使い切り”で4品作ってみた!「炊き込みご飯」「肉詰め」「昆布和え」…【始末料理】

料理大好き、手抜き料理が得意なkimiko♪です。今回は「かぶ」が主役の「始末料理」に挑戦します。関西には古くから「始末する」という言葉があって、そこには節約・倹約するという意味が含まれています。つまり”始末の料理”というのは、食材を無駄なく使いきる、ということ。食品廃棄の問題や消費生活を見直すきっかけにもなる、SDGsにも通じる考え方・倫理観なんですね。つい捨ててしまいがちな「かぶの葉っぱ」で炊き込みご飯を中心に、皮まで余さず使った「かぶ定食」を作ります。

【始末料理】“かぼちゃのワタ”が洋食に⁉「ポタージュスープ」と「グラタン」作ってみた!

かぶの葉っぱについて

かぶの葉は固いため、食べられないと思って捨てている人も多いかもしれません。
でも、実はかぶの葉っぱって緑黄色野菜なんですよ。
白い部分よりもビタミンやカルシウムなどたくさんの栄養が含まれているので、捨てずにおいしく食べたいですね。

ここでは、炊飯器でほったらかしの炊き込みご飯を作ってみましょう。

【材料】
・かぶの葉…適量
・米…2合
・和風だし(顆粒)…大さじ1
・しょうゆ…大さじ2
・料理酒…大さじ2
・塩…適量
・白すりゴマ…適量

かぶの葉は、ほぼ使います。

【作り方】
1.  米を洗ってザルにあげておく。
2.  かぶの葉を細かく切る。
3.  炊飯器に米を入れる。
4.  3に、和風だし、しょうゆ、料理酒を入れ2合分のメモリまで水を入れる。
5.  4を味見し、味が足りないようなら塩を適量加え味を整える(若干薄めに)
6.  52のかぶの葉を入れて、炊飯器でご飯を炊く。
7.  炊けたら出来上がりです。かぶの香りが食欲をそそりますよ。

”味付けは薄めに”がおいしく仕上げるポイント

今回は小かぶで作りますが、もちろん大かぶでも大丈夫ですよ。



かぶと葉に切り分けます。
今回のメインは、葉です。



かぶの葉を5㎜~1㎝の幅で切ります。



炊飯器に、洗った米と調味料を入れます。
ここで出汁の味を見て、塩気が足りないようなら塩を適量加えて味を整える。
(ただし炊き上がりは味が濃縮されて濃くなるので、薄めの味付けがおすすめです)



かぶの葉を入れて、炊飯器で炊きます。
炊いている間に炊飯器からは、「おいしそう!」というよりは強い青臭い香りが漂ってきますが(笑)、心配しないで大丈夫。
最後にはおいしい香りに変わります!



きれいに炊き上がりました~!

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ご飯を混ぜたら、いい香りが…!



仕上げに、白すりゴマをふって召し上がれ ♪
ゴマの香りが、かぶの葉っぱとよくあっておいしいですよ。
例えると、高菜ご飯の香りを強くして少し苦味を加えた味です。
食べるほどに、口の中でおいしさが広がります。

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