こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。さつまいもを置いていたら、なんと「芽」が出ちゃった!!… こんな経験はありませんか。「じゃがいもの芽が有毒だから…さつまいもの芽も食べちゃダメなのでは?」と思う方も多いはず。でも実は…!? 野菜のプロの目線で「さつまいもの芽」の真実を公表いたします。“さつまいもを長期間保存する裏ワザ”も伝授するのでお見逃しなく!
【青髪のテツ】「採れたて新鮮かぼちゃには手を出すなよ、お嬢さん」だって、おいしくないのさ(野菜のプロ談)Q. さつまいもから芽が出ちゃった!これってもしかして有毒…?正解は…
毒はありません!おいしく食べられます。さっそく結論から言ってしまいました。
芽が出たさつまいもを捨てないでください。さつまいもは芽が出ていても食べることができます。
じゃがいもと混同しがちですが、さつまいもの芽には毒はありません。
この情報をTwitterで投稿した際に、「さつまいもの芽は炒め物にするとおいしい」というコメントもあったりするくらいなので、芽も捨てずにぜひ食べてみてください。
ただし、芽が出過ぎたさつまいもは栄養が芽に取られているので、味が落ちます。早めに食べるようにしてください。
水洗い厳禁!さつまいもを長期間保存する裏ワザさつまいもは湿気と寒さに弱い野菜なので、基本的には水洗いをしたり、冷蔵庫に入れないようにしましょう。それを踏まえて保存方法を紹介します。
1. 表面が湿っていたら、天日干しでしっかり乾かす。
2. 新聞紙に包む。
3. 冷暗所で保存する。
個体差はありますが、これだけで2か月程度長持ちします。
ただし、夏は気温が高くなりすぎてさつま芋も傷んでしまうので冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
その際は冷気に直接当たらないように新聞紙に包みましょう。冷蔵室では寒すぎるので、少し温度の高い野菜室で保管するのがポイントです。
秋はさつまいもをもりもり食べて~!食欲の秋といいますが、秋から冬にかけて野菜ではかぼちゃや白菜、根菜類、果物ではぶどうやりんご、栗、魚介ではサンマや牡蠣など、様々な食品が旬を迎えておいしくなります。
旬の食べ物はおいしいだけでなく、その時期に必要な栄養をたっぷり含みます。
さつまいもには、ビタミンCがりんごの5倍含まれていて、夏の日差しで傷んだ肌をケアしてくれます。また、つい食べすぎてしまったときでも、食物繊維が豊富なさつまいもを食べることで、疲れた腸を整えてくれます。
ぜひ今が旬のさつまいもを食べて元気に過ごしましょう!