2023.01.06

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【食材管理の裏ワザ】無料アプリ『pecco』で買った物の「賞味期限」管理してみた!残り物で献立提案も⁉

忙しい日が続くと、冷蔵庫の食材管理がおろそかになってしまいますよね。冷蔵庫の隅でシナシナになった野菜を見つけては、罪悪感にさいなまれ…なんて経験をしたことがある人、少なくないのでは?そんなとき、おすすめしたいのが朝の情報番組『あさイチ』で紹介されていた無料アプリ「pecco」。これ、購入した食材の賞味期限を、お手軽に管理できちゃうんですよ。わたしも実際に使ってみました!

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無料アプリ「pecco(ペッコ)」とは?

10月17日放送の朝の番組『あさイチ』でやっていたのは、「こんなことまでできちゃうの⁉充実アプリ生活」という特集。
そこでITジャーナリストの鈴木朋子さんが解説していたのが、無料アプリ「pecco」でした。

「pecco」は、冷蔵庫にある食材を管理できるアプリです。

長引くコロナ禍により、食材のまとめ買いが習慣化した方も多いのではないでしょうか。ただ、一度にたくさんの食材を購入すると、すべての食材の賞味期限まで気が回らないもの。また、次の買い物の日が近づくにつれて冷蔵庫内が寂しくなり、作れる料理が少なくなるのも「あるある」ですよね。そんなお悩みを「pecco」なら、すっきり解消してくれるといいます。

使い方は、買ってきた食材や調味料をタップで登録するだけ。すると、自動的に賞味期限を設定してくれたり、登録された食材で作れるレシピを提案してくれたりします。何度も使ううちにAIが利用者の好みを把握して、利用者にピッタリなレシピ提案をしてくれるようになるんですって!さらにさらに「pecco」で提案されたレシピかどうかにこだわらず、食べたものを登録すると管理栄養士さんによるアドバイスももらえます。無料アプリなのに、すごい機能ですよね!

冷蔵庫管理アプリ「pecco」に、まずはプロフィールを登録♪

まずはアプリをダウンロードします。iPhone・androidどちらでも利用可能です!
起動すると、画面の真ん中にしゃべるタマゴが登場。「ゲストさん」呼びは少々寂しいので、さっそくプロフィールを登録することにしました。




プロフィール編集画面には、名前・誕生日・性別などの基本情報のほかに、いつも作る量や好きな料理ジャンル、アレルギーの有無などの料理に特化した項目があります。
誕生日や性別は、管理栄養士さんからのアドバイスの際に必要なのだそうです。
「いつも作る量」を登録すると、レシピが自動的にその分量で表示されるようになります。頭の中で計算し直さなくていいので、この機能はとても便利です。




↓アレルギーはプロフィール編集画面のほか、レシピの絞り込み画面でも選択できます。




「pecco」実際に使ってみた!

それでは、実際にアプリで活用できる便利機能を紹介していきたいと思います。

【活用その1.買ってきた食材を登録できる】

「pecco」はとにかく多機能なのですが、食材の登録方法から紹介しますね。
食材を購入したら、まずは冷蔵庫マークを押します。「家にある食材」画面が表示されたら、買ってきた食材を登録しましょう。登録できる食材は、野菜・肉・魚介・主食・粉・調味料・卵・乳・豆・デザートなど。1本まるごと買うことが多いにんじんなどは1本単位、カットで買うことが多い大根やキャベツなどは0.25個単位で登録できます。細かな配慮がうれしい!



登録した食材は、画面下の「保有食材」ボタンを押すと分類ごとに表示されます。各食材の左下には、その食材の賞味期限が。この賞味期限はただ表示されるだけではなくて、登録した日からカウントダウンが始まります。0日になるまでに使い切らなくちゃ!ということなのです。
ただし、この賞味期限は一般的な日数。もしも賞味期限間近の「おつとめ品」を買ったら、早めに使い切らなくてはいけないけれど、そんな時はどうすればいいのでしょう?
ちなみに番組内でも、アナウンサーの方が「おつとめ品などの品はどうしたらいいでしょう?」と質問されており、「それは…覚えておく?」などのやりとりがありました。

今のところおつとめ品登録機能はないため、わたしが活用しているのが「優先」マークです!
「保有食材」に表示された食材を1回タップすると食材の右上に「優先」マークがつき、その食材を使用したレシピが優先的に表示されるようになります。保有食材画面の中でも目立つようになるため、おすすめです。正式な使い方ではないのですが、よければ参考にしてくださいね。

↓下の画像の、赤枠で囲んだところが優先マークと賞味期限です。
きのこたちの賞味期限が切れそう…。あまり使わない食材があぶり出されるのもいいですね。ロスになるのは嫌なので、次回買う時は少量にしよう。




【活用その2.レシピを調べられる】

「作る」ボタン(下の画像の赤枠で囲った部分です)や、画面下部にあるフライパンマークを押すと、保有食材で作れるレシピが表示されます。




主菜に副菜、汁物にデザートまで!保有食材のレシピ以外に、旬の魚や野菜を使ったレシピのコーナーもあります。




上記画像で右下にある「絞り込み」を押すと…。
分量やアレルギー情報を一時的に変更できたり、調理時間や好きなジャンルからレシピを検索できたりします。

さて、今日のわたしの主菜はギョウザと決まっています。そして、冷蔵庫には買いすぎたほうれん草が。ということで、ほうれん草をたっぷり使う中華風の副菜レシピを探してみましょう。

まずは検索窓に「ほうれん草」と入力!




絞り込み機能で「中華」を選択すると…。



下の画像をご覧ください♪3件見つかりました!ふむふむ、「青菜の台湾風おひたし」が気になります。



こちらが実際に調理した「青菜の台湾風おひたし」です。
せっかくなので、自宅にあった貝柱の缶詰も入れてアレンジ。最初から3人分の分量が表示されていたので、調理がラクラクでした。



レシピ画面左側の「作った」ボタンを押すと、使用した食材が保有リストから削除され、「レポート」にレシピと栄養素が登録されます。
この流れを繰り返すうちに、AIがこちらの利用状況を学んでくれるのだそうです。



【活用その3.コラムを読む】

利用状況を学んだ「pecco」は、キャラクターも変化します。使用開始時のタマゴから、わたしのアプリではヒヨコ風のキャラクターが生まれました。利用者の好みに応じて、数種類あるキャラクターのどれかに成長するそうです。楽しみですね!
このキャラクター、いつも何かをしゃべっていて、セリフをタップするとセリフの答えとなるコラムを読むことができます。コラムは管理栄養士さんが書いているのだとか。

↓この日は「二日酔いに効く食べ物って知ってる?」なんて質問が出てきました。



「pecco」を使った感想は?

わたしはスーパーマーケットにはほとんど足を運ばず、ネットスーパーや宅配を利用して食材を購入しています。買い物がネット上で完結して便利なのですが、実際に商品を手に取らないため、買ったことを忘れたり、次の宅配までに食材が乏しくなったりするのが毎週の悩みでした。
「pecco」を利用すると保有食材を一目で確認できるうえ、残りの食材だけで作れるレシピが提案されるので、おもに野菜のロスが減ったように思います。さまざまなレシピがあって、料理の幅も広がりそうです。
機能が多くて全部使いきれない!買ったものを全部登録するのは面倒!という方は、早めに使い切りたい食材だけ、備忘録代わりに登録するのもおすすめです。自分好みに使い方をアレンジして、食材を上手に管理してみてくださいね!

※アプリはこちらから!https://pecco.app

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