2023.01.29

食べる

【鳥羽シェフレシピ】ガリッガリ!「世界一のフライドポテト」作ってみた♪ポテトで初めて感動した~!

ミシュラン1つ星「フレンチレストラン sio」のオーナーシェフ、鳥羽周作さん。よくテレビでも見かけますが、面白いのはYouTubeの「鳥羽周作のシズるチャンネル」。「シズる」の言葉通り、食欲をそそる料理を毎回楽しく作っています。そこで視聴して、ものすご~く作りたくなったのが「世界一のフライドポテト」です。知り合いのステーキ店店主にに教わったそうで、いったいどういう理由で「世界一」なのか、食べてみたくなったんです。では、さっそく!

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鳥羽シェフレシピ「世界一のフライドポテト」の材料と作り方

【材料】
・じゃがいも…4個(目安)
・塩…10g(茹で用:水に対して1%)
・塩…適量(味つけ用)
・無塩バター…20g
・黒こしょう…お好み
・サラダ油…1000ml

無塩バターは溶かしておきます。



【作り方】調理時間:40分+放置50分

1.  鍋に1Lの水を入れ、塩を入れて軽く溶かします。そこにじゃがいもを入れ、弱火で20~30分茹でます。茹で上がったら表面の水気を拭き取り、冷蔵庫で15~20分程度冷やします。


※鍋の深さやじゃがいもの大きさによっては、じゃがいもが水面から出てしまう場合があります。その場合は、水100mlに塩1gの割合で塩水を追加してください。また季節や気温によって茹で時間に誤差はありますが、竹串がすっと入るまで茹でてください。

2.  じゃがいもを皮付きのまま5㎜幅に輪切りにして、ひとつひとつ串でツンツンと表面を軽く突いて穴を開けます。穴は1切れあたり、7~9が目安です。


※穴を開けることで、中まで油が通りやすくなります。じゃがいもは結構柔らかくなっていますので、崩さないように持ちましょう。崩れてもできあがりが小さくなるだけなので、さほど問題ではありません。

3.  鍋にサラダ油を入れ、その中にじゃがいもを沈めるように入れていきます。じゃがいもが全部サラダ油に浸ったら、中火で20分ほど煮るように揚げます。


※サラダ油は、丁度1000ml使いました。「そんなに」と思うかもしれませんが、普通にフライや天ぷらで使う量と大差ありませんし、この後揚げ物などにたっぷり使いましたので、無駄にはなりませんでした。

4.  揚げ始めて5分くらいでパチパチと音が出始めますので、ときどき裏返します。



5.  揚げ始めて10分くらいでぐつぐつ煮立ち、そこからさらに10分くらいで次第に泡が収まってきます。


※じゃがいもを裏返したり、下にあるのを上に持ってきたりしていると、じゃがいもがだんだん硬くなっていくのが箸でつまむだけで分かるようになります。

6.  こんがりときつね色になったら、油から上げてボウルに移します。すぐに上から塩を振って、ボウルを振るようにして塩を全体に回し、2分ほど放置します。


※塩はとにかくすぐに振りましょう。馴染み方が違います。

7.  溶かしたバターを絡めて皿に盛り、お好みで黒こしょうをかけて出来上がりです。



どんなフライドポテトなのかと思って作ってみたら、ガリガリで歯ごたえのあるフライドポテトだと分かりました。ファーストフードによくあるフライドポテトではなく、しっかりと水分を抜き切った食べ応えのあるフライドポテトです。5mm幅に切ったじゃがいもが揚げられて水分が抜けたことでぎゅっと縮まり、かじると「ガリッ」という音がします。普段食べるフライドポテトにはない、楽しい食感です。

澄ましバターの方がコクがありますが、家庭で澄ましバターを用意するのは大変ですので、無塩バターで充分です。もし無塩バターがなければ、その分かける塩を減らしてください。バターは今回20gにしていますが、和える分とは別に溶かしバターを用意しておいて、追いバターをしてもおいしいはずです。

市販のポテトもいろいろな味がありますが、このフライドポテトもガーリックパウダーやチーズをかけてもいいですし、いくらでも味変が楽しめます。この感動できる食感はなかなか出会えませんので、ぜひ一度作ってみてください!

じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。

2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。

3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。

4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。

5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。

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