2023.03.16

食べる

【農家直伝】青汁でおなじみ苦~い"ケール"がやみつきおやつに!?「ケールチップス」パリパリ&香りたまらん!

こんにちは!東京都八王子市の農園「中西ファーム」に勤める荒井と申します。わたしは日々農業に励みつつ、野菜を楽しく&おいしく食べてもらうため、管理栄養士資格を生かしてレシピ開発もしています。今回は、挨拶代わりに「ケール」を使った変わり種おやつを披露。「ケールってあの苦い野菜~?ムリムリムリ」…そんな声が聞こえてきそうですが(笑)、これはお子さんでもお代わり間違いなしの無限レシピ!さっそく作り方を紹介しマッスル~♪

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最近、スーパーでも見かけるようになった「ケール」。栄養価の高さから「野菜の王様」とも呼ばれているんですが、市販の「青汁」に使われているイメージから、苦そうで手が出ない…という人も多いようですね(汗)。

そんな人におすすめしたいケールの品種が「カリーノケール(サラダケール)」。苦味やえぐみが少ないので、生でもパクパク食べられるんですよ♪ 最近では、コンビニやファミレスのサラダに使われることも。鮮やかな緑色の葉には、βカロテンやビタミンが豊富に含まれてます。



とはいえ最初から生で食べるのはちょっとな~という方!うんうん、その気持ち分かりますよ。うちの子どもたちも、サラダにすると残しますもん(笑)。

でも、この「ケールチップス」なら、毎回あっという間にお皿は空っぽに!むしろ「無限に食べられる」とリクエストが来るくらい。
レンジがあれば、数分で作れちゃう簡単さなので、ぜひ定番入りさせてくださいね♪



パリパリ食感がクセになる♪「ケールチップス」



材料(作りやすい分量)
サラダケール…2枚
塩…ひとつまみ
マヨネーズ…適量
七味唐辛子(または一味唐辛子)…適量

作り方
1. サラダケールの芯を取り除き、食べやすい大きさに切る。





2. 大きめの平皿に、なるべく重ならないように1を置いて塩をふる。



3.600wの電子レンジで4分加熱する。様子を見ながら、パリパリになるまで30秒ずつレンジで追加加熱していく。





加熱後、触ってみると、水分が抜けて乾燥しているのがわかります。お皿の上でカサカサ音がするくらいになったら頃合いです。ちょっと湿っぽさが残っている場合は追加で加熱してくださいね。



4. マヨネーズに七味唐辛子を振ったディップを添えて完成。
※お子さんに食べさせる際は、唐辛子を振らず、マヨネーズだけのディップにすると良いですよ!



まずはシンプルにそのまま食べてみてほしいです。苦味がまったくないことに驚くと思いますよ~!
食べやすさに加えて、香ばしいケールの風味がプラスされ、パリパリ食感も気持ちよくて…まさに「無限に食べられる」って感じ(笑)。



うちでは、唐辛子マヨで味変するのが定番。程よい辛味と旨味がプラスされて、おつまみにぴったりなんです。一瞬で作れるので、おつまみなんかない~?って言われた時でも、ケールさえあれば余裕ですね(笑)。



また、油を使わないので、たくさん食べても罪悪感なし!ダイエット中のちょこっとおやつにおすすめです。
サラダケールは通年出回ってるので、スーパーで見かけたらぜひチャレンジしてみてくださいね♪

中西ファームってどんなとこ?

毎回、レシピのおまけに、わたしたち中西ファームの日常もちょこちょこお伝えできたらいいな~と思ってます。初回ということで、まずは軽く自己紹介をさせてくださいね!



わたしたち中西ファームは、東京都八王子市の農家です。7代目農園主となる中西雅季を含む、4人の主力メンバー(わたし荒井もその一人です!)を中心として、年間約100種類の野菜を栽培し、地元スーパーや毎週開催の直売会などで販売。毎月、季節の野菜セットを送る「農家の宅配便」というサービスも提供しています。



大根やトマトのような定番野菜はもちろん、今回紹介したケールのような少し珍しい野菜も栽培中。
そして、今年の目標は「きのこ栽培を軌道に乗せること」!きのこ専用のハウスで、夏はきくらげ、冬はなめこやしいたけの栽培を予定しています♪



「野菜をもっと楽しんでほしい」という思いから、ある時は野菜メニューを提供する居酒屋の店員になったり、またある時は"野菜フェス"の主催者になったり…わたしたち、楽しいことが好きなんです(笑)。
ちなみに、居酒屋でもフェスでも、中西ファームのとれたて野菜が味わえるので興味のある方はぜひインスタをチェックしてみてくださいね◎

https://www.instagram.com/nakanishi_farm/


中西ファーム


東京都八王子市で江戸時代から続く農家の7代目、中西雅季さんを中心に、4ha(ヘクタール)の農地で年間約100種類の野菜を栽培している農業法人。「みんなが自然に集まり楽しめる農園」を目指し、毎週土日の直売会で販売するほか、マルシェ(農産物などの販売市)にも積極的に参加。レンタルスペース「雑荘」や、野菜料理を味わえる「居酒屋ごこお」の運営など、農業の枠にとらわれない活動も注目を集めている。詳しくは公式SNSをチェック。https://www.instagram.com/nakanishi_farm/?hl=ja

中西ファーム写真/研壁秀俊 記事まとめ・レシピ写真/大村夏子 取材協力/JA八王子

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