2023.12.26

食べる

ニオイが苦手なら…“ゆず”でオール解決♪「大根の漬け物」作ってみた!爽やかな風味で箸止まらなっ【農家直伝】

こんにちは!東京都八王子市・中西ファームの管理栄養士ファーマー・荒井です。大根がおいしい季節になってきましたね。大根といえば、たくあんやべったら漬けなど定番の漬物がおいしいですが、あのニオイが苦手、って人も多いのでは?そんな時にオススメなのが“ゆず”です。皮と果汁のダブル使いをすれば、爽やかなゆずの香りにつつまれて、ニオイなんて気になりません♪大根のポリポリとした歯ざわりで食べる手が止まらな~い!

【農家直伝】かぶの浅漬け変化球レシピ「甘酢和え&塩昆布和え」もきゅもきゅ食感♡

このレシピ誕生のきっかけは、中西ファームにある「姫ゆず」の木。毎年鈴なりに実を付けてくれるので、これを使ってなにか料理を…と考えたところ誕生しました。

普通のゆずよりも実は小さめですが、香りは抜群!鮮やかな黄色い皮と果汁をしっかり絞って甘酢に利用します。





ちなみに、ゆずのあの爽やか~な香りの秘密はリモネンという成分にあります。嗅ぐと気分がスッキリします。リモネンには血流改善効果もあるので、冬至にゆず湯に入って身体の芯から温まるという昔ながらの習慣は、理にかなっているんですね。

また、ゆず果汁のクエン酸と大根に含まれる消化酵素は、胃腸を活発にする働きがあります。箸休めにもちょうどいいので、ぜひ作ってみてください。



無限に食べられる「シンプルゆず大根」



材料(作りやすい分量)
大根…1/3本
ゆず…1/2個(中~大サイズ)
塩…小さじ1

[A]
砂糖…大さじ1と1/2
穀物酢…大さじ2
塩…小さじ1/3

作り方
1.大根の皮を剥き、1cm角、長さ4〜5cmの拍子切りにする。ザルに入れて塩を適量ふり、10分置く。







塩加減はお好みで調整してください。



軽く混ぜましょう。

2.1の大根から水分が出てきたら手でよく絞り、ジッパー付きの保存袋に入れる。





3.ゆずの皮の黄色い部分のみ削ぎ取り千切りにし、大根と同じ保存袋に入れる。残った果肉は果汁を絞って置く。



白いところは苦味があるので、なるべく黄色い部分を使用してください。





4.[A]にゆずの果汁を加えてよく混ぜ合わせたら、3に入れてよく揉み込み、冷蔵庫で数時間寝かせる。







大人味にするなら、この時一緒に鷹の爪を漬け込むのもおすすめ。
ピリッとした辛味がいいアクセントになってくれます。

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中西ファーム写真/研壁秀俊 記事まとめ・レシピ写真/大村夏子 取材協力/JA八王子

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