新型コロナウィルスの影響で、働き方に変化が起きています。なかでも、密を避けて屋外で自然を感じながら働くことのできる“農業”は大注目の職業! でも、いきなり就農するのはちょっと…という方におすすめしたいのが、“副業”としての働き方。今回は農業パート1年生に、農作業するなら、どんな格好がおすすめ? と、素朴な疑問をぶつけてみました。教えてくれたのは、群馬県前橋市にある「石井農園」でパート従業員として働く小林ミチルさんです。
農作業の内容ややりがいについての記事は、
こちら。
どんな格好で作業しているか教えて!小林さんのコーディネートをチェック!
①日差しを避けられるツバが大きめの帽子「とくに真夏の作業は暑さとの戦い。熱中症予防のためにも日差しを避けられるツバが大きめの帽子をかぶっています。頭までびっしょり汗をかくので、ジャバジャバ洗える素材のものがいいですね」(小林さん)
②日焼けから首を守るネックウォーマー「これも夏には欠かせないアイテム。日焼けから守るのはもちろん、汗も吸収してくれます」(小林さん)
③野菜のトゲ対策にアームカバー「日焼け防止にもなりますが、青ナスの収穫など、作業中にトゲが腕に刺さったり、トゲに触れて肌がかぶれたりすることもあるので、ガードするためにつけています」(小林さん)
青ナスは葉や茎にトゲがある!④軍手とビニールの手袋を二重に「作業に手袋は必須。でもビニールのものだけだと手に汗をかいて皮膚がふやけてしまうので…。軍手と重ねることで汗を吸収し、ふやけるのを防いでくれます」(小林さん)
⑤足元は口がすぼまったズボンと作業靴「作業中に下から虫が上がってくることがあるので、中に入らないように口がすぼまっているものがマスト。暑くなるので風通しのいい素材にしています。靴は農作業専用のものです」(小林さん)
ちなみに、農園主の石井さんの靴がこちら。ラバー素材でぬかるみも安心!よく使う作業アイテムは?「収穫用のハサミ。収穫以外にも、生育をよくするために葉を切ったりするためにも使います。あとは、広い畑を収穫して回るのに、台車とカゴも必須です!これらの道具は、自分で用意しなくても大丈夫。農園所有のものを使えますよ」(小林さん)
畝と畝の間を移動しやすいようコンパクトな台車
農業パート1年生のリアルコーデ、いかがでしたか? 実際の農作業のイメージをつかんでもらえたら、うれしいです。
小林さんが、副業として農業を始めたきっかけは、
こちらで紹介しています。
石井農園 パート従業員
小林ミチルさん
新型コロナウイルスの影響で、勤めていたホテルの宿泊客が激減。収入が6割も減ってしまったことをきっかけにホテルの仕事を辞め、中古車販売店でパート従業員として働きながら、2020年6月から副業として「石井農園」でもパートを始める。主に任されているのはトマトや青ナスの苗植えや収穫、出荷準備など。中でも好きな作業はトマトの選別。石井農園の公式LINEアカウントはこちら。