2023.10.28

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【にちにち農ガール】かぼちゃの収穫はいかに⁉そして夏野菜の最終収穫と完全撤収!つわものどもが夢の跡

信じられないくらいの暑さが続いた9月から一転、朝晩は冷え込む日も増えてきた10月。畑もようやく秋仕様になってきました。今回は、秋に収穫を迎えるかぼちゃと、夏野菜の最後の収穫&完全撤収についてレポートします。猛暑でたぎるような生命力を見せつけた野菜たちも、すっかり様相を変え…夏の名残を感じつつすべて撤収しましたよ。終わるときはあっけないものです。つわものどもが夢の跡…そんな感じ♪

【にちにち農ガール】畑は次の季節へ…秋冬野菜のブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・白菜を苗から植えたよ!


あれ?かぼちゃの元気がない!?

季節も秋めいて来て、今回はようやくかぼちゃが収穫できるかと思いきや…

まさかのほぼ枯れている状態!(涙)

かぼちゃ

前回まで元気に育っていたのにちょっとショック。暑い日が続いていたのでようやく秋がやってきた感覚でしたが、もう10月。本来かぼちゃは終わりの時期ではあるので、仕方ないとのこと…。

かぼちゃ

でもでも、よく見るといくつか見事に実になっていたかぼちゃも発見! 残った子たちを収穫しつつ、撤収作業に入ります。

かぼちゃ収穫

他の野菜と同じように、ヘタの上の部分をはさみでカットして収穫します。小ぶりなのに意外とずっしり重く、しっかりと中身が詰まっている模様♪

かぼちゃ収穫

手のひらサイズで可愛い~。持って帰ったら子どもたちが喜んでくれそうな見た目でしょ♡

ツルをかき分け実を探したところ、最終的にはしっかりお土産になる量のかぼちゃを収穫できました!

かぼちゃ収穫

ひどい枯れようだったのでどうなることかと思いきや、満足のいく結果になりました! 思えば農ガールとして初めての作業日に植えたのがかぼちゃの苗。酷暑だった夏もどうにか乗り越えてくれて、初心者2人でもこんな風に成功できたことがうれしいです♪ サイズ感もいまのハロウィンの時期にぴったりですよね!

かぼちゃを潔く撤収!

その後は撤収作業に。ここで以前、支柱を組み立てた時のことをおさらいです。かぼちゃはツルがどんどん伸びるため、放っておくと畑一面に広がるんでしたよね。なのでスペースが限られている今回のような畑の場合は、縦にツルを伸ばしていく必要があります。そこで以前、支柱を組み立てツルをかけ、立体栽培で育てていました。

ということで、撤収時にはまず支柱を崩すべく、支柱同士を縛っていた麻紐を切ります。

かぼちゃ撤収

ツルも全て撤収するので、廃棄しやすいように伸びすぎていたツルも適宜カット。

かぼちゃ撤収

終わる時はあっけないものです(笑)。テキパキと作業を進めていきます!

かぼちゃ撤収

支柱の撤収後、かぼちゃを抜こうとするも複雑にツルが伸びてしまい、根元を探すのに苦戦。1つの場所から地上に出ているはずなのに、その始発点が全然見つからず。2人でツルをかき分け「どこ!?」「ここじゃない?」「アレ!?」なんて会話を繰り広げていました。

かぼちゃ撤収

ようやく2人がかりで抜いたツルはこんなサイズ! 省スペース用に立体栽培していたからわかりづらかったけど、改めてこんなに成長していたのですね。

他の野菜も収穫&撤収で、夏野菜フィナーレ!

さてさて、今回は冬野菜を植えるために、なす、モロヘイヤ、空芯菜も一気に撤収します! みんなこの夏のわが家の食卓を彩ってくれた野菜たちです!

なす

なすはまだ少しだけ実っています! 最後にこれらもしっかり収穫を。

なす収穫

支柱を外し、なすも白なすも一気に引っこ抜きます。

なす撤収

なすたちは比較的簡単に抜くことができました。そして空芯菜は、ご覧のようにとても伸びきっていて…。

空芯菜

半分くらいまで思いっきりカットしてから引っこ抜きました。

空芯菜

茎は固くなってしまっていてもう食べられなかったのですが、葉の部分はまだ食べられるとのこと。…しかし、虫食いが多く、食べられる部分だけを仕分けすることも大変だったので今回は持ち帰らないことに。どうもありがとう、ここまでたくさん楽しませてもらいました!

モロヘイヤ

高く育ちきっていたモロヘイヤも、引き抜きやすいようにまずはひざ丈までカットします。

モロヘイヤ

抜いたら根がこんなに立派に!! 
地上に出ている根元はもはや木のように固く、2人で協力しないととても抜けませんでした。1本の木を抜いたような達成感(笑)。

と、これにて夏野菜は完全に終了です! 苗を植えるところから収穫、撤収まで自分たちで一通り体験することができて、良い思い出になりました。

小ぶりなかぼちゃを美味しくいただきました♡

今回、まゆさんと分けてわたしはかぼちゃを4つ持って帰りました♪ ハロウィンの飾りにちょうど良いかも! と思っていたのですが、調べたところ飾り付け用のかぼちゃと食用かぼちゃは別物とのこと。食用かぼちゃをそのまま飾っていると、当然時間が経てば腐ってしまうとか。

家族と話し合い、せっかく採れたのに腐らせてしまうのは勿体ないとの意見でまとまり、料理に使うことにしました! 今回、2品のかぼちゃ料理を作りましたよ~。

まずは、かぼちゃ丸ごとグラタン。

かぼちゃグラタン

1.かぼちゃを丸ごとレンジで温める。わが家は電子レンジ(600W)で3分でしたが、柔らかくなればOKです。
2.かぼちゃの上部をカットし、種とワタをくり抜く。
3.かぼちゃの中に詰めるグラタンの具材を作る。具材はお好みですが、わが家は鶏むね肉(親子丼用の小さくカットされているものが便利!)、玉ねぎ、コーン、ベーコンを入れました。バターで炒め、しっかり火を通し、塩、こしょうで味を調えます。
4.ホワイトソースは米粉と牛乳で。3に米粉を入れ、1分ほど炒め、火を止める。牛乳を2~3回に分けて混ぜてから火を通すとダマになりにくいです。
5.42のかぼちゃに詰め、ピザ用チーズをまぶし、オーブンでチーズが程よく溶けるまで加熱。わが家は余熱無しで、200度で10分加熱しました!

かぼちゃのフタをかぶせたまま食卓に出したので、子どもたちは開けてビックリ! 喜んでくれました。ホワイトソース×かぼちゃの組み合わせも合わないはずがありません。それこそハロウィンのパーティーメニューにもぴったりな1品になりました。

2品目は、子どもと一緒に作ったかぼちゃの餃子包み揚げ。

かぼちゃ包み揚げ

こちらは一部欠けてしまったり、皮がめくれてしまったりして形がやや悪かったかぼちゃ2個を使用しました。

1.かぼちゃを細かくカット。耐熱容器に入れラップをして電子レンジ(500W)で10分加熱。
加熱時間は目安なので、潰せるくらい柔らかくなっていればOK。
2.1をフォークやマッシャーで潰し、砂糖を加える。砂糖の量は味見しつつお好みで。
3.餃子の皮で包む。包み方は自由! 今回は中央に具材を入れて端に水を付けてから半分に折ってフォークを押し付け、止めました。包む作業は子どもたちも一緒に♡
4.油で揚げる。中身はかぼちゃのみで火が通っているので、皮がカリッとすればOKです!

ものすごく簡単にできます。冷蔵庫に餃子の皮が余っていたので思いついたのですが、まるでかぼちゃパイ風。おやつにもぴったりな一品です。

やはりかぼちゃは見た目も味も、子どもたちにとってはテンション上がるらしく、大喜びでした。

秋野菜も楽しむことができて、わたしも大満足です!


※【東京農ガール】プロジェクトに参加したい農業初心者の女子を募集しています!詳しくはあたらしい日日のウェブサイトの「お問い合わせ」にご連絡ください。

アグリス成城

AGRIS SEIJO

都心にある駅近の貸菜園です。
TEL: 03-3482-0831
東京都世田谷区成城5-1-1
小田急線「成城学園前」駅西口正面
通常:9:00~18:00
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