2023.12.17

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【シェフ三國の簡単レシピ】フレンチ巨匠の本気洋食!低温の油で鶏むね肉を煮る⁉「三國チキン南蛮」に挑戦

日本フランス料理界の巨匠・三國清三シェフがYouTubeで、家計のお助け食材「鶏むね肉」を使う、三國流チキン南蛮を紹介していました。フレンチシェフが作るチキン南蛮とはいかなるものか?パサつきがちなむね肉は水・塩・てんさい糖を混ぜたソミュール液に漬けてやわらかく、衣にはオリーブオイル入りの溶き卵…と、プロならではの裏ワザが満載。残った溶き卵は、油で揚げてトッピングにしちゃう臨機応変さも素敵です!

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シェフ三國の簡単レシピ♪「三國チキン南蛮」の材料と作り方

材料

材料

【材料】2人分
鶏むね肉…1枚 
薄力粉…大さじ2
卵…1個
オリーブオイル…小さじ1
サラダ油…適量

◆ソミュール液
水…50ml
塩…小さじ1
てんさい糖…小さじ1

◆南蛮甘酢
しょうゆ…大さじ1
ホワイトバルサミコ酢…25ml ※米酢でもOK
七味唐辛子…ひとつまみ

◆タルタルソース
マヨネーズ…60g
トマトケチャップ…30g
ゆで卵(粗みじん切り)…1個分
玉ねぎ(みじん切り)…大さじ2

◆飾り付け
パセリ…1枝
パセリ(みじん切り)…大さじ1

今回使った鶏むね肉は約300g。ホワイトバルサミコ酢の代わりに米酢を使用しました。

【作り方】

1.南蛮甘酢を作ります。ボウルにしょうゆ、ホワイトバルサミコ酢(米酢)、七味唐辛子を入れて混ぜます。

甘酢

2.タルタルソースを作ります。器にマヨネーズ、トマトケチャップ、粗みじん切りにしたゆで卵、みじん切りにした玉ねぎを入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やします。

タルタルソース

3.ソミュール液を作ります。大きめのボウルに水、塩、てんさい糖を入れてよく混ぜます。ちなみにソミュールとは塩水という意味だそうです。

ソミュール液

4.鶏むね肉に脂身や血合いが付いていれば取り除き、1cmほどの薄さでそぎ切りにして3に入れ、よく混ぜます。

鶏肉

ラップをして冷蔵庫で15分ほど寝かせます。ソミュール液に漬け込むことで、鶏むね肉がやわらかく仕上がるそうです。

5.鶏肉の水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、薄力粉をまぶしたら、オリーブオイルを混ぜた溶き卵にくぐらせます。薄力粉が見えなくなるくらい、たっぷり卵をつけるとよいとのこと。また、溶き卵にオリーブオイルを加えることで、卵が鶏肉に絡みやすくなるそうです。

鶏肉

6.フライパンなどに鶏肉が浸るくらい油を入れ、中火にかけ140~150℃くらいに熱します。菜箸を入れて、細かい泡が静かに上がってくるのが目安。

まずは、パセリを適当にちぎって油に入れ、カリッと揚げます。パセリが揚がったら取り出し、続いて鶏肉を揚げます。

パセリ

最初は140~150℃の油で“煮る”ようなイメージで揚げ、鶏肉が上がってきたら、火加減を強火にしてカリッと揚げるといいそう。

鶏肉

今回は3分ほど揚げた後、強火にして2分ほど揚げました。鶏肉にこんがり焼き色がついたら取り出し、軽く油を切ります。

鶏肉

衣に使った溶き卵が余っていたら、それも油に入れて揚げましょう。今回、残った卵はほんの少しだけでしたが、揚げることに。

卵

溶き卵を揚げるのは初めて。ぷく~っと膨らんで、油から取り出すとしゅ~っと萎んでしまいました。

7.揚げた鶏肉と1の南蛮甘酢を絡めます。

鶏肉

8.お皿に7を盛り付けタルタルソースをかけます。みじん切りにしたパセリを散らし、揚げたパセリと揚げた卵を添えれば出来上がり。

チキン南蛮

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