8.まな板に
7の皮を置き、1cm幅くらいに切ります。ワタを上にすると切りやすいとのこと。
9.クッキングシートの上に
8を置きます。重ならないよう間隔を開けておきましょう。
ラップをせず、このまま乾燥させます。風通しのよいところで6時間ほど。途中で表裏を返すと乾きやすいそうです。硬めのピールがお好みの場合は、1~2日置くといいとのこと。
窓を開けっぱなしにすると寒いし、ベランダに置くのもちょっと…ということで、今回は部屋の中でひと晩、おきました。
ひと晩、乾燥させたゆずピールがこちら。
部屋の中でひと晩置いておきました。ひと晩、乾燥させたゆずピールの様子。箸で持ち上げて、ぐにゃりとしなければOKとのこと。ぐにゃっとするものも多少ありますが、これで進めます。
10.ポリ袋に仕上げ用のグラニュー糖と
9を入れ、袋を振って、ゆずピールに砂糖をまぶして出来上がり。
完成するまで2日間ほどかかりました。ワタをやわらかくするために水に浸ける時間や、グラニュー糖で煮た後の乾燥させる時間を除くと、作業時間はだいたい1時間ちょっとです。
面倒くさいといえば面倒くさいですが、作業している間は、ずっとゆずの爽やかな香りに包まれているので、幸せな気分で過ごせました(笑)。それに、出来上がりを待つ時間もワクワクします。このピール作りは、個人的にけっこう好きでした。
…って、あらら。
写真を後で撮ろうとグラニュー糖をまぶしたゆずピールをポリ袋に入れっぱなしにしておいたら、グラニュー糖が溶けてしまいました。
取り出してみるとこんな感じ。
まぶしたグラニュー糖が、溶けたゆずピール。味はとってもおいしいのでこれでもいいのですが、せっかくならグラニュー糖のツブツブでコーティングされたピールに仕上げたい。それに、これからまた乾かしてグラニュー糖をまぶすとなると、ピールがけっこう硬くなりそうだし…。これはこれで食べることにして、ゆずは余っているものがあるので、もう一度作ることにしました。
…ということで、同じようにもう一度作り、今回は乾燥させる時間をひと晩ではなく、1日にしました。
こちらが、1日乾燥させて、グラニュー糖をまぶしたゆずピール。今回は、まぶしたグラニュー糖は溶けていないようです。よかった!
では、味見。
おっ、おいしい!グラニュー糖をたっぷりまぶしてありますが、甘すぎることはなく、ゆずの酸味を引き立てる、ほどよい甘さです。苦みは強すぎず、ほのかな苦み。酸味、甘味、苦味のバランスがとってもいいです。
カピカピになるまで乾燥させたわけではないので、食感は硬すぎず、しっとりしたやわらかさがあります。初めて作ったにしては上出来、上出来。
続いて、ゆずピールをオランジェットに変身させましょう。オランジェットとは砂糖漬けの柑橘類の皮をチョコレートで包んだ、フランス生まれのお菓子だそうです。