2024.03.13

食べる

【春巻きを破裂させない裏ワザ】皮で「餡」を包むときに…1周目と2周目で強弱つける⁉破裂せずパリッ!

春巻きを作るときにつきまとう不安…それは揚げるときの「破裂」問題。ややもすると火傷をすることだってあるのだから、見た目が悪い程度では済まない重大な問題だったりしますよね。で、その破裂を回避する調理の裏ワザをここでは紹介します。皮で餡を包む際、とっても簡単な鉄則があるんです。それは、巻く1周目と2周目で強弱を変えること。チトわかりづらいですよね。実際に春巻きを作ってお見せします!

【春巻きを破裂させない裏ワザ】具の「餡」にある食材を入れると破裂回避できるらしい…その食材とは⁉

楽しくて勉強にもなる、日本テレビの『ヒルナンデス!』♪

今回参考にさせてもらったのは、日本テレビで毎週月曜日から金曜日の11時55分~13時55分に放送されている『ヒルナンデス!』。メインMCの南原さんを中心に、アナウンサーの方々や旬のタレントさんたちが家事にファッションにと役立つ旬の情報を教えてくれるバラエティ番組なのです。その中の1コーナーで、管理栄養士の柴田真希さん監修の下、タレントのLiLiCoさんと山口もえさんがクイズ形式で春巻きについて学んでいましたよ。

「春巻きが破裂しないようにする方法」とは!?ひとつ目のコツ!



番組内で披露された「春巻きが破裂しないようにする方法」はいくつかあります。その中でも“最大のコツ”だというのが、「出来上がった餡は冷ましてから皮で巻く」ということ。熱々のまま包んでしまうと、包んだ後に餡と皮の間の空気が膨張してすき間が出来ます。このすき間があることによって、揚げている最中に風船のように膨らんでしまい破裂が起こりやすくなるのだそうです。まずひとつ目のコツが「作った餡はバットなどに広げて10~15分ほど休ませてから皮で巻くようにする」です。

ふたつ目のコツは、餡の巻き方!強弱をつけるのがポイント



そしてふたつ目のコツは、巻き方。1周目「餡と皮の間の空気をしっかり抜く」、2周目からは空気を含ませるように「フワッと巻いていく」のが春巻きの包み方のコツ!2周目以降は空気を含ませることによって皮と皮の間にすき間が出来、揚げている時に内側からも熱がくわえられるので、皮がよりサクサクと食感の良い春巻きになるということなのです。

んん⁉「あれ?空気は破裂の元では…⁉」と不思議に思いますよね。番組内でタレントのLiLiCoさんも懸念していました。管理栄養士の柴田さんによると爆発の原因は“具材の中の空気”ということ。なので、1周目でしっかり空気を撃退しておけば、2周目以降で空気を取り込んでも大丈夫ということなのでしょう♪

もう春巻き失敗あるあるなんて言わせない!破裂しないコツを実際に試してみました!







【材料】(8本分)
春巻きの皮…8枚
豚もも肉(薄切り)…80g
たけのこ(水煮)…50g(※今回は細切りのものを使用)
にんじん…1/5本(※今回は50g使用)
干ししいたけ…2個
ニラ…1/5束(※今回は20g使用)
緑豆春雨…20g
しょうゆ…大さじ1
酒…各大さじ1
オイスターソース…大さじ1/2
中華スープの素(ペースト)…小さじ1
砂糖…小さじ1
サラダ油…大さじ1/2
ゴマ油…大さじ1

水溶き片栗粉…片栗粉(大さじ1):水(大さじ1〜2)

のり付け用の水溶き小麦粉…小麦粉(大さじ1/2):水(大さじ1/2)

次ページ > さあ、食材を切っていきます。

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