3.飴にみかんとりんごをくぐらせて、網の上で固めます。
シロップを煮詰めると飴が少量になったので、浸しやすいような器に移し変えました。割り箸に刺したみかんをひと回しして、飴を絡めます。丸ごとみかんは果汁が出ていないので、スムーズに飴掛け出来ました♪
ところが…。
竹串に刺したりんごは先端の1つしか浸らず、しかも、飴がすぐに固まってしまいました。
急きょ、電子レンジ(600W)で30秒加熱すると飴は溶けましたが、色が濃くなり、べっ甲飴のような色に。
りんごは1個だけ竹串に刺すことにして、飴が溶けている間に素早く浸して飴掛けしました。「タンフル」は、時間勝負のスイーツ!シンプルな工程ですが、手際のよさが問われますね。
飴掛け出来たのは丸ごとみかん2個とひと口サイズのりんご7個でした。この後は飴が固まるまで、15分ほど置いておきます。
ちなみに飴掛け出来なかったりんごは、そのままいただきました。
飴がツヤツヤで美しい♪噛むたびにザクザク&パリパリでとっても甘い!韓国で大人気だという「タンフル」が完成しました♪「丸ごとみかんタンフル」はきれいに飴掛け出来て、表面がツヤツヤ!
割り箸に刺したままだと、こんな感じ。インパクトはありますが、丸ごとだと大きくて食べづらいので、食べ歩きにはちょっと向かなそうですね。
割り箸を抜いて手掴みで食べると、外側がザクザク!中のみかんがとってもジューシーです。飴がとっても甘いので、みかんが少し酸っぱく感じるくらい。でも、口の中で合わさるとみかんジュースのような甘さに♪
丸ごとみかんは食べ応えがあり、みかんの新たな魅力にも出会えるおいしさでした。
「りんごのタンフル」は、こちら。飴が固まり出したので上手にまとわせるのが難しく、切ったりんごから果汁が出るので、丸ごとみかんに比べると、きれいにコーティング出来ませんでした。
でも、「りんごのタンフル」は、竹串のままひと口で食べられるのがうれしい!食べてみると、固まっている部分はパリパリ。中のりんごのシャキシャキ感と合わさって、食感が楽しいですよ。でも、べっ甲飴とりんごを一緒に食べているといった、そのままな感じの味です。
飴を全面にきれいにコーティング出来ていたら、もう少し感動的なおいしさを感じたのかも。
ちなみに、飴掛け出来なかったりんごは、「タンフル」を固めている時に垂れて固まった、べっ甲飴のかけらを乗せていただきました。べっ甲飴のかけらがアート作品のようだったので、トッピングにもってこいでした。
フルーツに砂糖と水…韓国で大バズリの「タンフル」は手軽に作れます♪韓国で話題沸騰中のスイーツ「タンフル」は、お好みのフルーツ、砂糖、水だけで作れる材料レスなスイーツでした。
砂糖水を煮詰めて飴を作り、フルーツを浸してコーティングするというシンプルな作り方ですが、飴がすぐに固まりやすいのが難点。きれいに仕上げるには、作り慣れる必要があるなと感じました。
でも、家で食べるおやつなら少しくらい不格好でも無問題♪ザクザクとした飴の食感とジューシーなフルーツのコンビネーションが新鮮なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。いちごや皮付きのぶどうだと、さらに作りやすいと思います!
<糖葫芦 参考サイト>
「Travel Note〜糖葫芦(タンフール)はサンザシの飴がけ!天津のりんご飴は冬のおやつ!〜」
https://travel-noted.jp/posts/5368