5.170~180℃に熱した油に、
4のエビとりんごを大さじ1杯分くらいずつ入れ、小さめのかき揚げのように揚げます。油の量はフライパンの底から2cmくらいにしました。ちなみに、道場さんはたっぷり油の入った、お店のフライヤーで揚げていました。
途中でひっくり返し、全体がカリッとするまで揚げます。
ここで、作って気づいた反省点がひとつ。
火加減は言ってなかったので、弱めの中火にしましたが、強めの中火くらいで短時間で揚げる方がよかったなと思います。
なぜかというと、なかなかカリッと揚がらないので5分ほど揚げてしまったのですが…。りんごから水分が出て、余計カリッと揚がらないという悪循環に陥りました(苦笑)。
道場さんの揚げたものは、りんごのシャキシャキ感が残っているとのことなので、高温で短時間で揚げると、道場さんの味に近づくのではと思います。
今回は、衣のカリッと具合が足りず、りんごのシャキシャキ感もなさそうですが、とりあえず、これで進めます(笑)。
6.5を取り出して、油を切り、お皿に盛り付けます。昆布塩を振って出来上がり。
調理時間は7分。揚げるときの火加減と揚げ時間で失敗した感じです(苦笑)。でも、りんごの甘い香りとエビの香ばしい香りがして、とってもおいしそう♪
では、いただきます!
やばっ、うんまっ!!!!なにこれ、おいしーーーーい。驚くことに、エビとりんごがベストマッチ。今回わたしが作ったのは、りんごのシャキシャキ感はないものの、りんごから爽やかな甘酸っぱさが引き出され、それが、プリプリ食感のエビの旨味と相まって、味わい深さ…半端ないです。料亭の会席料理の一品として出てきそうな上品な料理です。
昆布塩の代用として、昆布茶と塩を混ぜたものをほんの少しだけ振りましたが、この塩味がりんごの甘さとエビの旨味をさらに引き立たせ、昆布塩の旨味が味にさらなる深みを与えてくれる…そんな気がします。少々、大げさ(笑)?
1個食べた後、残りの2つはもっと衣をカリッとさせようと、再び油を180℃くらいに熱し、強めの中火で1分ほど揚げて食べてみました。すると、衣のカリッとした香ばしさが加わって、さらにおいしくなりましたよ。やっぱり、高温で短時間で揚げるのがよさそう。近々、もう1回作ってみようと思います。
和の鉄人、道場さんの「海老りんご一つ揚」は、とっても上品でおいしい料理でした。エビとりんごの組み合わせはとっても斬新で、新鮮。作ってみてはいかがでしょう。