3.ほうれん草が茹で上がったら、ボウルに入れた水につける。
アクを取るために水につけていきます。従来は10分以上つけておいたりしたそうですが、今は1分くらいでOKとか。長くても2分くらいにしておきましょう。
4.3をザルにあげ、根元を上にして揃えてやさしく絞って水分をきっていく。
水からあげた時、切り分けた時と2回に分けて水分を絞っていきます。まずは1回め。ぎゅーっと絞ると、繊維質だけ残って瑞々しさがなくなってしまうということ。やさしくやわらかく、きゅっと絞るようにしましょう。
5.4の根元を揃えてまな板にのせ、食べやすい大きさに切る。
根の飛び出た部分を少しだけ切り、今回は軸の部分は短めの約2cm、その他は約3〜4cmに切りました。軸の部分は甘くておいしさが詰まっているため、好きな方は食べてねということです♪食べる場合は、大きさによって2〜4等分に切りボウルにためた水で土がついていないかチェックしながら、軽く洗うようにしましょう。
6.5で切ったほうれん草を手のひらに乗せ、小指を立てた状態でおにぎりを握るようにやさしく水気を絞る。
小指を立てる事で、力が入りすぎないようにとのこと。片手でぎゅーは、NG!なんとわたしはいつもぎゅーをやっていました(笑)。水分が少し残るくらいで止めてOKだそう。
ここまでがほうれん草の茹で方。
では、さっそく食べてみることに。
7.お皿に盛りつけたらお好みで白いりゴマ、かつおぶしをふりかけて完成!
見た目も味わいも全然違う!今までNGなやり方で茹でてたことを反省…いつもグツグツ湧いたお湯で数分茹でてザルにあげ、ぎゅ〜っと力いっぱい絞っていたわたし。
今回、いかなる結果になるのかわくわくして茹で上げました。まずは、きれいな色味と瑞々しい見た目に驚き!今までほうれん草を活かしてあげられていなかったのだな、とすぐさま反省。食べてみると、やわらかくも、シャキッと程よく歯ごたえが残っています。味も濃くしっかりと感じます。ゴマの香ばしさとかつお節の風味のアクセントも、お互いを引き立て合っている!
そして1番びっくりしたのが軸の部分。実はわたしは今まで、お恥ずかしながら切り落として捨てるものと認識していました。食べてみると筋っぽさや硬さはいっさいなく、茎の部分と同じ食感。ほうれん草のすべての部分から、甘みやおいしさの濃淡がふわっと広がるような味わいを楽しめました。よりよい調理法をするとこんなにも変わるのかと驚き、ほうれん草がより一層好きになりました♪