料理大好き、手抜き料理が得意なkimiko♪です。今回紹介するのは野菜の「始末料理」。関西には古くから「始末する」という言葉があって、節約、倹約するという意味。始末の料理というのは、食材を無駄なく使いきる、という意味合いを持ちます。食品廃棄の問題や、消費生活を見直すきっかけにもなる、SDGsに通じる考え方・倫理観です。今回の始末料理は、かぼちゃの「種」でスナックを作ります♪かぼちゃの種をスナック感覚で食べましょう♪
【材料】かぼちゃの種…適量
塩…適量
ゴマ油…適量
かぼちゃの種っていつも捨ててしまいがち…それが材料になるんです!
かぼちゃを丸ごと1個買ったとき、切るのに困ったことはありませんか?
わが家では、画像のように、包丁をかぼちゃに当ててすりこぎでたたいて切ります。そうすると意外と簡単に切れますよ。力もそんなに入れなくても大丈夫!
まずは、かぼちゃの種を取ります。かぼちゃの煮付けなどをしたときに、捨ててしまう種と綿。実はこの綿も食べられるのですがそちらはまた今度紹介するとして、今回は種です。
綿と種を手で分けます。少々綿がついていた方が甘さがありおいしいので、きれいに取り除こうと神経質にならなくても大丈夫です。種が痩せて薄い物は殻だけで実がないので”ごめんなさい”と捨ててしまいましょう。
種が分けられたら、クッキングシートに広げて乗せ、水分を飛ばすため電子レンジでチン!していきます。
電子レンジは機種によっても異なりますが、600Wで3分くらいでOK。途中でかぼちゃの種の表裏を返しながらおこなってくださいね。表面がカリッとしたらOKです。
チンしすぎると、外の殻のみがカラカラになり過ぎて中の実がパサパサになるので注意が必要です。表面がパリッとしたらやめましょう。
チンしてかぼちゃの種の水分が抜けたら、今度はフライパンで炒めていきます。フライパンにかぼちゃの種を入れ、コンロの火をつけます。
フライパンが熱したら、ゴマ油を入れて炒めます。約1分ぐらいするとカリッとしてくるのでキッチンペーパーにあげます。
温かいうちに塩をかけ味をつけます。
好みにより、ブラックペッパーを振りかけてもおいしいですよ。
ビールのおつまみにおすすめです!栄養満点なので、子どものおやつにもいいですよ♪
もし、持て余したら「ふりかけ」にしても!
「ふりかけ」が目的でもいいくらいおいしいんです、これが。
【材料】かぼちゃの種…適量
白いりゴマ…適量
刻みのり…適量
ちりめんじゃこ…適量
塩…お好みで
和風顆粒だし…お好みで
材料すべてを、フードプロセッサーにいれて、30秒~1分にかけます。
ふりかけがあっという間にできあがります!温かいご飯にふりかけて、召し上がれ♪
おむすびのまわりにつけてもおいしいですよ。
ふだんは捨てている、かぼちゃの種をおいしく食べるレシピを紹介しました。
食べられる食材を捨てるのはもったいないので、ぜひとも、作ってくださいね。
【始末料理】の第2弾は大根の皮で「きんぴら」を作ります。配信日は11月2日(火)の17時の予定。お楽しみに~!