料理大好き、手抜き料理が得意なkimiko♪です。関西には古くから「始末する」という言葉があって、節約、倹約するという意味だとか。始末の料理というのは、食材を無駄なく使いきる、という意味合いを持ちます。食品廃棄の問題や消費生活を見直すきっかけにもなる、SDGsにも通じる考え方・倫理観なんですね。今回はその「始末料理」の第2弾。大根の「皮」できんぴらを作ります♪捨てがちな大根の皮を「きんぴら」に!わたしは、大根おろしや大根サラダなどを作るときには、大根の皮はついたまま料理をしているのですが、おでんやスジ煮をするときには、やはり大根の皮を剥いて口当たりを良くしています。
今日は、大根と牛すじの煮物を作ります。ですから、煮物をするときには、大根は皮を剥くことになります。
大根の皮を剥く時は、いつも厚めに剥いてきんぴらを作るのがわが家の定番。
でも、大根の皮を剥くときいつもピーラーで剥いているから厚めになんて剥けない!なんて方にはこの切り方を紹介します。画像のように大根の皮を上から切ってください。大根に角がついても家で食べるのですから大丈夫ですよね。
皮と実に分かれます。きんぴらを作るのでにんじんも同様に切っておきます。
皮は2ミリ角ぐらいの細切りにします。
大根の皮は水分を含んでいるため、軽く電子レンジ600Wで30秒~1分くらいチンします。
ちょっと乾燥したらもう大丈夫です。
大根のきんぴらを作っていきます。
【材料】
大根の皮…1/2本分
にんじんの皮…適量
酒…大さじ3杯
砂糖…大さじ2杯
しょうゆ…大さじ1杯
ゴマ油…大さじ1杯
一味唐辛子(お好みで)…適量
白いりゴマ…お好みで
フライパンに大根の皮を入れます。
テフロン加工のフライパンならそのまま、それ以外なら油(分量外)を少々引きます。
大根とにんじんの皮に火が通ってきたら、一度火を止めて、酒、砂糖、しょうゆを加える。ここで、味見をして調味料を調整してください。
再度火をつけ弱火にして、ゴマ油を入れ、水分が無くなるまで(30秒ほど)炒める。
最後に一味唐辛子をふりかけたら、できあがり♪
ご飯のお供、お酒のおつまみ、お茶うけにも合いますよ。
もし、飽きてしまって余ったら、天ぷらにアレンジしちゃいましょう!
味もしっかりついているのでおいしく召し上がれますよ。
大根のきんぴらに、天ぷら粉を溶かしたものを入れます。
フライパンに薄く(1cmくらい)油を入れ、大根の皮のきんぴらを揚げる。
食材に火は入っているので180℃でカラッと揚げます。(片面30秒くらい)
火が通ったらできあがりです♪
きんぴらのしっかりとした味とピリッと辛い風味が、天ぷらとよく合います。
お弁当のおかずにもピッタリです。
今日のメインで作った大根のすじ煮に添えて、ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもバッチリですよ♪
ついでに、大根のすじ煮のレシピもご紹介!
【材料】
牛すじ肉…300g
大根…1/2本
酒…100ml
砂糖…大さじ3杯
しょうゆ…大さじ5杯
みりん…お好みで
【作り方】
1.すじ肉は水洗いして、血液や汚れを取っておく。
2.大根は皮を剥き、2cm~2.5cmの輪切りにする。
3.全部の材料を圧力鍋煮入れ、火にかける。
4.圧力がかかってきたら、弱火にして15分加熱する。
5.火を止め、15分間放置。
できあがりです。
お試しあれ ♪