2022.02.20

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【隠れ貧血予防に】農家直伝レシピ!「小松菜の炒めもの」にアレをプラスするだけで、鉄分の吸収率UP!

女性に多い「隠れ貧血」。「なんとなく体が重い」「頭痛がする」なんてときは、鉄分不足かも⁉ そんな人におすすめしたい食材が「小松菜」。鉄分以外にも、カルシウムやビタミン類がたっぷり含まれていて「天然のマルチサプリ」とも呼ばれています。さらに、小松菜と組み合わせることで、鉄分の吸収がアップする食材があるんだとか…。小松菜発祥の地・東京都江戸川区の小松菜農家イチオシのレシピを紹介します。

【画像を見る】鉄分を効率よく摂取!農家直伝の小松菜の炒め物にプラスするといい食材とは…?



教えてくれたのは、東京都江戸川区で小松菜農家を営む、真利子忠篤(まりこただあつ)さん、妙子さんご夫婦です。

卵や肉と一緒に食べると、小松菜の栄養を効率よく摂取!



小松菜には、カルシウムや鉄、カリウムなどのミネラル、体調を整えるビタミン類などが豊富に含まれています。中でも、小松菜に含まれる鉄は貧血の予防にも役立ち、肉や卵などの動物性タンパク質と一緒に摂ることで、吸収や働きがよくなるんだとか。



真利子家では、小松菜の炒め物に「ベーコンと卵」を入れ、小松菜の栄養素を効率よく摂取し、「春雨」を入れて、ボリュームをアップさせるのが定番。

貧血気味の人はもちろん、食事の栄養バランスが気になる人にもぴったりのメニューです!
さっそく、作ってみましょう。

中華味でごはんが進む!「小松菜とベーコンと春雨の卵炒め」



【材料】(2人分)

小松菜…2株(80g)
春雨…50g
ベーコン(ハーフサイズの薄切り)…5枚
卵…1個
中華だし(顆粒)…小さじ1
塩・こしょう…各少々
サラダ油・ゴマ油…各適量

【作り方】
1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、春雨を入れ、中火で2~3分ゆでる。ザルに上げ、冷水にさらし水けをきって、適当な長さに切る。



2. 小松菜は根を落とし、5㎝長さに切る。ベーコンは1㎝幅に切る。



3. フライパンにサラダ油を熱し、卵を溶き入れて炒め、火が通ったら皿にとっておく。



4. 同じフライパンにゴマ油を足し、ベーコンと小松菜を中火で炒め、火が通ったら春雨とを加える。



5. 4に中華だしを加え、塩、こしょうで味を整えたら完成!



「小松菜の緑に卵の黄色が映えて彩りもよく、冷めてもおいしいんです。ふだんのおかずはもちろん、お弁当に入れるのもおすすめですよ!」(妙子さん)



一年中手に入る小松菜ですが、実は冬が旬の野菜。ぜひ、作ってみてくださいね。


真利子忠篤さん・妙子さん

小松菜 生産農家

「小松菜発祥の地」といわれる東京都江戸川区で小松菜を栽培。馬ふん堆肥や有機肥料を使い、苦味が少なく食味のいい品種を厳選して育てている。市場のほか、「子どもたちにもおいしい小松菜を」と江戸川区の5つの小・中学校の給食にも小松菜を出荷。

取材写真/石塚修平 レシピ写真/津田雅人 取材協力/JA東京スマイル

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