2021.06.17

食べる

【農家イチオシ!】トマトのおいしい保存方法はこれがコツ!


大量のトマトを、おいしく冷凍保存するコツは?



おいしそうな完熟トマトが、ファーマーズマーケットなどで箱売りしていることありますよね。

飛びついて買ったけど、使い切れなくて……という経験はありませんか。

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「まとめ買いしたときは、新鮮なうちに丸ごと冷凍がいちばん! ヘタをとったら洗わずに冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ入れましょう」(加藤さん)

洗わず冷凍することでトマトが水っぽくならず、新鮮さをキープできるそう。



冷凍したトマトは、必要な分だけ取り出して調理する前にさっと洗います。1か月ほどで食べきりましょう。

冷凍トマトは、味も栄養価も抜群!



「トマトは冷凍すると、トマトの果肉に含まれる水分が膨張し、細胞壁が壊れるため、栄養成分やうまみ成分を引き出しやすくなるんです」(加藤さん)

炒めものや煮込みなど加熱するトマト料理には、冷凍トマトを使うのがおすすめです。



トマトを冷凍したさいの裏ワザも紹介。

「トマトは冷凍すると、水をさっとかけるだけで皮がつるんとむけるんですよ~」(加藤さん)



実際に試してみると、流水を当てただけで皮がつるっとむけて気持ちいい~。皮はその場で捨てずに食べちゃいましょう。



冷凍トマトのおいしい食べ方は、こちらの記事もご覧ください!

ちなみに…買ったトマトの食べ頃ってあるの?



「うちのトマトは、収穫してから2日目がいちばんおいしいんです。収穫時には真っ赤な完熟の状態ですが、2日目になるとトマトの酸味が少しやわらぎます。するとトマト本来の甘みがより強く感じられるようになる。トマトの味がまろやかになるんです」(加藤さん)



とれたてトマトを買うチャンスがあれば、その日と翌日で味の違いを食べ比べるのも楽しいかも。ファーマーズマーケットなどで探してくださいね!

加藤トマトファーム

加藤義貴さん

東京都練馬区にある8.6アールのハウスで、ミニトマト、中玉トマト、大玉トマトを栽培。28歳のときに就農して今年で5年目。収穫したトマトは、11月から6月にハウス前で毎朝8時30分から販売(なくなり次第終了)。甘くてこくのあるトマトは、朝から行列ができるほどの人気。このトマトを材料に作ったドレッシングやトマトようかんも販売している。
ウェブサイトはhttps://kato-tomato-farm.jp/

写真/菊地菫 取材協力/JA東京あおば

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