2022.09.24

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【新顔野菜】ごぼう界の革命児「サラダごぼう」食べてみた!アク抜きいらず&生食OK!?

ごぼうと言えば、皮をこそげてアク抜きして加熱して、と下処理が必要…かと思いきや、なんとアク抜き不要で生のまま、しかも皮ごと食べられるラクチンうれしいごぼうがあるんです! それが「サラダごぼう」。今回、まだまだ珍しいサラダごぼうが手に入ったので、農家おすすめレシピで食べてみたいと思います。アク抜きしなくても本当においしいのかな…(ドキドキ)!

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アクや臭みがないから子どももパクパク◎

サラダごぼうを提供してくれたのは、北海道石狩市で農園YUMEYASAIを営む只野夢子さん。サラダごぼうのほか、小麦やじゃがいもなど、約30品目の野菜を栽培しています。


YUMEYASAIではサラダごぼうを使いやすい長さにカットして販売しています。

「サラダごぼうはその名前のとおり、そのまま生で食べられます。ごぼう独特の臭みがないので、お子さんにも食べやすいですよ!わたしはサラダごぼうを細かく切って、うちの子の離乳食にも使いました」(只野さん)

サラダごぼうはマヨネーズで和えるだけでも美味とのこと。さっそく作って食べてみます!

切って和えてハイ完成♪「サラダごぼうのマヨネーズ和え」



材料(作りやすい分量)
サラダごぼう...1/2本(約70g)
マヨネーズ...適量

作り方
1.サラダごぼうを水で洗い、泥をよく落したら、ささがきにする。



サラダごぼうは皮が薄いので剥かずにGO!

2.ボウルに1を入れ、マヨネーズを加え混ぜれば完成。



まさに切って和えるだけ。2ステップで出来上がりました!



見た感じは一般的なごぼうと変わりません。本当にアクがないのか、ドキドキしながら…いざ実食。



わあ、本当にそのまま食べられました! 食べやすくて柔らかくて、なのにごぼうの風味はそのまま。アク抜きなしでこんなにおいしくて、これってもはやごぼう革命では!?

「手軽に使えて味も良くて、最高ですよね。サラダごぼうは一般的なごぼうと比べて柔らかく、火が通りやすいので煮物やきんぴらなどの定番料理にもぴったり。今イチオシの野菜です!」(只野さん)

マヨネーズ和えに調味料をチョイ足しすれば、味変も自在。


マヨネーズ和えにポン酢じょうゆ、梅肉、しょうゆをそれぞれ足してみました。どれも相性抜群です!

「マヨネーズ和えとリーフサラダを合わせれば、たんぱく質や食物繊維が加わり栄養満点サラダになります。サラダごぼうは使いやすく味も良いので、いろいろな料理に加えてほしいですね」(只野さん)


いつものサラダに合わせてボリュームアップ!切るだけだから手間いらず◎

北海道では、8月半ばからサラダごぼうの収穫が始まります。

「今は収穫の真っ最中!冬の間も秋に収穫して貯蔵していたものを出荷するため、8月半ばから翌年6月まで、長い間楽しめます。今年もおいしく育ったので、ぜひたくさんの方に食べていただきたいです」(只野さん)



サラダごぼうはその手軽さから消費量が伸びていて、生産者も増えています。

「農産物直売所などで見かけたらぜひ手に取ってみてください。わたしの農園、YUMEYASAIでも直売しているので興味のある方は訪ねてみてくださいね!」(只野さん)

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YUMEYASAI

只野夢子さん

酪農学園大学附属とわの森三愛高校を卒業後、飲食業などさまざまな仕事を経験し、2017年に親元就農。両親と共に、小麦(約10ヘクタール)のほか、じゃがいもやにんじん、ごぼうなどの根菜類を中心に約30品目の野菜(約3ヘクタール)を生産している。就農と同時に野菜ブランド「YUMEYASAI」を立ち上げ販路拡大に注力し、InstagramなどのSNSを用いた販売を行っている。2児の母。
Instagram https://www.instagram.com/yumeyasai/

取材協力/JAいしかり

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