西洋野菜の中でも鮮やかな色合いがひときわ目を引くビーツ、じつは和風レシピにもよく合うんです! 東京都あきる野市のビーツ生産者から教わった「ビーツのきんぴら」は、西洋野菜にもかかわらず、なんとご飯にバッチリ合うレシピ。しかもアク抜きなども不要ですぐできます! シャキシャキ食感と、ほのかな甘みが後を引く一品。ビーツを手に入れたら、ぜひ作ってみてくださいね!
【画像を見る】白いご飯がモリモリ!農家が食べてる「ビーツのきんぴら」とは?
今回レシピを教わったのは、東京都あきる野市で種苗店を営みつつ、ビーツの栽培も手掛ける野村辰也さん・幸子さん夫妻。
「ビーツは火を通すと甘みが引き立つので、炒めてもおいしいんです! 今回紹介するきんぴらのほかにも、じゃがいもと一緒に炒めたり、にんにくで風味をつけたりすれば、また違った味わいになりますよ」(幸子さん)
ビーツはサラダやバーニャカウダなど、生で食べるイメージがあったのですが、甘みを引き出すなら加熱調理なんですね。
では、さっそく作ってみましょう!
食卓がパッと華やぐ「ビーツのきんぴら」
材料(作りやすい分量)
ビーツ(赤)…1個(約200g)
ゴマ油…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1~2
白いりゴマ…適量
作り方
1.ビーツは皮を剥いて薄切りにしてから、千切りにする。
2.フライパンを中火で熱し、ゴマ油をまんべんなく回したら1を炒める。
油が全体になじみ、しんなりすればOK。
3.みりん、しょうゆを加えてさらに炒める。
4.なじんだら皿に盛り付け、好みで白ゴマを散らせば完成!
通常のきんぴらと作り方や味付けはほとんど変わらないですが、ごぼうなどと比べアク抜きの手間がないので気軽に作ることができました!
炒めている最中から、ゴマ油としょうゆのいい香りが漂い、おなかが空いてきた~!
きんぴららしい、シャキッとした食感と甘辛い味付けがたまりません。
ビーツを初めて食べた子どもにも好評! ペロッと平らげてました。
お弁当にも入れてみたところ、彩りバッチリ! 頼れる「あと一品」のおかずが増えて嬉しいです。
ビーツを見かけたら、ぜひ作ってみてくださいね!
野村植産㈱
野村辰也さん 野村幸子さん
東京都あきる野市、JR秋川駅から徒歩10分の住宅街にある種苗店。バラエティに富んだ品揃え、きめ細やかな対応から、家庭菜園を楽しむ地域住民や農家からの信頼は厚い。西洋野菜を育てたことをきっかけに、2018年「東京西洋野菜研究会」を発足。マルシェやワークショップなど、西洋野菜の魅力を広く伝える活動を続けている。出前授業や栽培指導などを通して、地域の保育園や小学校の食育サポートにも注力。広い世代に向けて「土に触れ、食べるよろこび」を発信している。
ホームページは
https://nomuraseed.mystrikingly.com/
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レシピ写真/大村夏子 取材写真/石塚修平 取材協力/JAあきがわ
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