2022.03.03

食べる

【農家直伝長ねぎ大量消費レシピ】長ねぎ1本が秒で消える⁉「長ねぎと桜エビのかき揚げ」サクトロ食感♪

今が旬の長ねぎは、みずみずしくてとってもジューシー。東京都葛飾区の農家が教えてくれた「長ねぎと桜エビのかき揚げ」は、大きめにカットした長ねぎがポイント! カラッと揚げたサクサク感と、しっかり火が通った長ねぎのトロトロ感を味わえるとっておきの逸品です。おいしい長ねぎの見分け方も紹介するので、最後までぜひ読んでくださいね♪

【画像を見る】長ねぎ農家が世代を超えて愛するレシピ!「長ねぎと桜エビのかき揚げ」の作り方は…


よし子さん(右)と義娘の美奈さん(左)。長ねぎの収穫時期は大忙しです。

レシピを教えてくれたのは、長ねぎを栽培する田中農園の田中よし子さん。

「亡くなったお義母さんはこのかき揚げが大好きで。作るととても喜んでくれた思い出の一品です。忙しくてもすぐ作れるから、今もよく作ります」(よし子さん)



材料(2人分)
長ねぎ…1本(80g)
桜エビ(乾燥)…15g
天ぷら粉…50g
水…60cc
揚げ油…適量
塩…適量

※お好みで卵を1個加えてもOK!

作り方
1.長ねぎは1㎝幅の輪切りにする。ボウルに切った長ねぎと桜エビを合わせる。



2.天ぷら粉を水で溶き、1のボウルに加えてざっくりと混ぜる。



3.揚げ油を170℃に熱し、2を一口大を目安にスプーンですくい、油の中にそっと落とす。



4.約2分間揚げ、ひっくり返してさらに1分揚げる。



5.油を切って、最後に塩を振りかけてできあがり。



桜エビのほのかな朱色と長ねぎの緑と白、色のバランスが上品です!



食べてみると、長ねぎの甘さにびっくり! ゴロッとした長ねぎは一見固そうに見えますが、食べてみると表面がサクサクッ、その後に長ねぎのトロッとした食感が続いて最高。



桜エビの風味と食感も良いアクセントになっています。ひとくちサイズだからどんどん食べ進んで、あっという間に完食しちゃいました(笑)。

おいしい長ねぎは白い部分に注目!

おいしい長ねぎを見分けるコツを、田中農園の代表を務める重孝さんに教わりました。



「長ねぎを購入する際は長ねぎの白い部分を見てください。ここが長く太ければおいしい長ねぎです。白い部分は収穫時期を判断する目安にもなっているんですよ」(重孝さん)



そろそろ収穫かな~と感じたら、長ねぎの白い部分の長さを見るために試し掘りをします。長さと太さが十分でない場合は土を戻し、しっかり生長するまで待つのだそう。



「寒さで甘みが強まったおいしい長ねぎを、ぜひたくさん食べてくださいね」(重孝さん)


田中農園

田中よし子さん・重孝さん・美奈さん

東京都葛飾区で昔から栽培されている「新宿(にいじゅく)ねぎ」のほか、東京都エコ農産物認証の「東京都GAP」を取得している枝豆や小松菜、春菊など、20品目を栽培・出荷している。収穫した野菜は葛飾元気野菜直売所やJA東京アグリパークに出荷するとともに、自宅の庭先にある「田中直売所」でも購入が可能。

住所:東京都葛飾区高砂7-21-16
電話:03-3600-8384

レシピ写真/石塚修平・菊地菫 取材写真/研壁秀俊 取材協力/JA東京スマイル

Pick up

Related

Ranking