NHKの情報番組『あしたが変わるトリセツショー』で「トマトのトリセツ」を特集していました。トマトの偉大さを認識する(笑)、驚くような情報満載だったのですが、なかでも関心を持ったのが「トマトペースト」。なかなか使う機会がなかったこのアイテム、実は料理の味を深く、豊かにする「西洋のだし」とまで言わしめるほどの実力だそうです。カレーに入れると、煮込まずともうま味がしっかり出るとか。試してみましょう!
【タモリレシピ】ルウは不使用!タモさん流「チキンカレー」のお味はいかに⁉【おうち時間にちょい手間料理】トマトペーストは「昆布」と同じうま味成分・グルタミン酸が豊富!
カゴメ「トマトペースト」大さじ1杯×6袋入り ¥158(編集部調べ)。
トマトペーストには、うま味成分のグルタミン酸が100g中、2000mgも含まれているんですって。
そのため、やはりグルタミン酸が豊富な昆布と同様、あまり煮出す必要もなく、料理に入れるとすぐおいしくなるとか。
ということでわたしが用意したのは、カゴメから発売されているトマトペースト。
甘味のある完熟トマトを裏ごしし、約6倍に濃縮。1箱あたり9個分のトマトを使用しているそうですよ。
このトマトペーストを活用して、番組で紹介されていたレシピ「バターチキンカレー」を作ってみたいと思います。
魔法の加工品「トマトペースト」を使って、加熱5分で作るバターチキンカレー【材料】[A]
鶏もも肉…200g
トマトペースト…40g
カレー粉(粉末)…小さじ2
砂糖…小さじ2
塩…小さじ1
すりおろしにんにく…小さじ1/2
すりおろししょうが…小さじ1/2
オリーブオイル…小さじ2
[B]
生クリーム…200ml
水…120ml
酢…小さじ2
バター…20g
【作り方】1.小さめに切った鶏肉と[A]のトマトペースト、カレー粉、砂糖、塩、すりおろしにんにく、すりおろししょうがをよく混ぜます。
鶏肉は大きく切ると、火が通りにくくなるので小さめに切ります。2.フライパンにオリーブオイルを引き、
1を入れて強火で1分半炒めます。
3.[B]の生クリームと水、酢を加えて、ときどきフライパンを振りながら、さらに3分半強火で煮込みます。
4.火を止め、バター20gを入れて溶かします。
お皿にご飯と一緒に盛り付けたら完成です!
一口食べてみると、と~っても濃厚で、まるでお店の味!
食べた瞬間に「ウマ!」と、食べる手が止まりません。
トマトペーストの量は隠し味程度なのに、コクがググッとアップ。
うま味もびっくりするレベルでした。
正直15分程度でパパッと作ったなんて、とても思えないほどです。
今まで食べたバターチキンカレーの中で一番おいしいと思いました。
万人受けする味かと思うので、ぜひ作ってみてください!
※記事中で登場した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。【カレーの裏ワザ】レトルトカレーでも専門店の味になる「スパイスライス」作ってみた!「コーラで炊く⁉」【カレーの裏ワザ】超人気カレー店シェフが薦める”衝撃の隠し味”とは…「え、ルウにいかの塩辛を⁉」