毎日使う家電の中でも、炊飯器は特に清潔にしておきたいですよね。毎日洗ってはいるものの、やはり気になる水アカ汚れや炊飯器特有の臭い。わが家の炊飯器は割と新しいものなのですが、それでも水アカ汚れは少しずつ溜まっていくし、臭いもなかなか取れません。清潔な炊飯器を目指して、タスカジの人気家政婦・みけままさんが紹介していた掃除の裏ワザを試してみました。
【人気家政婦の裏ワザ】電子レンジのギトギト汚れを擦らずに“一網打尽”にする方法を試してみた!使うのは主婦の味方「クエン酸」水回りの掃除に効果的と定評のあるクエン酸。
実は飲み物などにも酸味料として入っている有機化合物で、一度検索すると様々な用途で使用されているのがわかる、いわば人気者です。
酸という名前からすっぱそうなイメージですが、実はサツマイモのデンプンから作られたものだそうです。
柑橘類に含まれているイメージですが、サツマイモから作られているんですね。
「弱酸性」であることから、水アカ汚れや石鹸カスなどの掃除に効果的とのこと。
ちなみに、この対極に位置するのが「重曹」です。こちらはアルカリ性。
なので重曹は油汚れの方が得意なんですね。
今回は水アカ汚れなのでクエン酸が正解。
なんでも揃う100均で用意しました。
ちなみに同じシリーズの「セスキ粉」で電子レンジの中を掃除したこともあります。それが7月9日配信の「【人気家政婦の裏ワザ】電子レンジのギトギト汚れを擦らずに“一網打尽”にする方法を試してみた!」です。
とにかく助かる「わたしの魔法のアイテム」。
このクエン酸を使って、いざ、炊飯器掃除!
あまりの簡単さに拍子抜け張り切って炊飯器を磨くぞ~と思ってやる気溢れる皆さんには大変恐縮ですが、わたしたちがやることはごくわずか。
分量測って水を入れて炊飯ボタンを押すだけ!たった1行の工程で今回の実験の全てが終わってしまう!
肩透かしですが、掃除なんて楽であればあるほど助かるのもまた事実です。
分量を測ります。
3合炊きの場合クエン酸は20g。
これを釜に入れ、3合分の水を入れます。
我が家は5合炊きなのでクエン酸を40gほど入れ、5合分の水を入れました。
あとは、炊飯ボタンを押すだけです。
炊飯が終わるまで、他の家事が片付けられます。
それでは、炊く前と炊き終わった後の炊飯器の内蓋を比べてみましょう。
上が炊く前、下が炊き終わった後です。
若干、水アカが落ちていることがわかるような…。
画像では伝わらないのが残念でなりませんが、臭いは消えました!
この後軽く洗ってお米を炊いたのですが、心なしかいつもよりご飯がおいしく感じました。
臭いが軽減されたのかも!
やはり目に見える形でその効果を表現したいクエン酸の効果をもっと表現することはできないか、と考えていたところ…この方法で電気ケトルの内側もきれいになるということを思い出しました。
というわけでさっそく実践。
分量がわからなかったのでとりあえず20gのクエン酸。
そしてケトルいっぱいに水を入れて、湯沸かしオン!
お掃除前と後で比べてみましょう。
上が掃除前、下が掃除後です。
キレイになってる!!ちょっと残ってるけど確実にキレイになってます!
ちなみに、お湯を捨てて冷ました後、中をスポンジ洗いしたところ↓
こんなにピカピカに!!!
スポンジで軽く撫で洗いしただけです。
炊飯器や電気ケトルでクエン酸の実力をご実感ください日々使う炊飯器や電気ケトルは、清潔に保ちたい一方で、あまり掃除に手間をかけたくないですよね。
クエン酸を使えば水に溶かして炊くだけ、沸かすだけなのでとっても手軽です。
ただ、当然のことながら炊いた直後や沸かした直後は釜も水もかなり熱くなっていますので、お手入れの際の火傷には十分ご注意くださいね。
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