2022.09.28

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【比嘉家の秘伝レシピ】劇中で暢子も食べてる「サーターアンダギー」作ってみた!生地をしっかり寝かすのがコツ

NHK朝の連ドラ『ちむどんどん』で主人公の比嘉暢子がよく頬張っているアレ…そうです、サーターアンダギーです。比嘉家のみんなに愛されているお菓子ですよね。9月14日の「きょうの料理」は「比嘉家のオカズでちむどんどん」という特集で、料理監修の「オカズデザイン」さんが主役の黒島結菜さんと一緒にサーターアンダギーを作っていました。ということで、さっそく作ってみました!

【比嘉家の秘伝レシピ】劇中で暢子も食べてる“ちむどんどん”な「ラフテー」作ってみた!旨味半端ない!

比嘉家のお菓子レシピ「サーターアンダギー」の材料と作り方

【材料】※12個分
・卵…3個
・黒砂糖…40g
・グラニュー糖…40g
・塩…小さじ1/4
・菜種油…大さじ1
・シークワーサー…2~3個
・塩…少々(トッピング)
A
・薄力粉…300g
・ベーキングパウダー…小さじ1

Aはふるいにかけて、混ぜ合わせておきます。



【作り方】※調理時間:30分、生地を寝かせる時間:10時間

1.ボウルに卵を割り入れてほぐし、黒砂糖とグラニュー糖を入れます。


※2種類の砂糖を入れることで、甘みに深みが生まれます。

2.泡立て器ですり混ぜます。


※泡立て器を使っていますが、目的は混ぜることですので、空気は入れずに砂糖をよく混ぜましょう。

3.塩と菜種油を入れ、全体がとろっとするまで混ぜます。


※菜種油は一度に入れずに、少しずつ入れると滑らかに仕上がります。

4.Aの1/3を入れ、ヘラに持ち替えてなめらかになるまで混ぜます。


※この先は生地に粘りが出てきますので、泡立て器ではなく、ヘラを使いましょう。

5.Aの残りを全部入れて、さっくり切るようにして、ツヤが出るまで全体をまぜます。


※手早く、粘りを出さないようにまぜるのがコツです。目安は、指で押しても付かない固さです。

6.混ざったらラップをかけて、冷蔵庫で10時間寝かせます。


※長く寝かせることでグルテンが落ち着き、全体がよくなじみます。

7.手に菜種油をつけて、生地を12等分して肉団子を作る要領で丸く形を整えます。但し、そのまま放置しておくと潰れてきますので、揚げるときに軽く丸めなおしてください。


※菜種油を付けることで、生地が手につかずに丸めることができます。12等分とありますが、ざっくりで大丈夫です。形も少しくらい凸凹している方がサータアンダーギーっぽいです。

8.揚げ油(分量外)を160℃に熱して、丸めた生地を6個入れて、約9分揚げます。この間にシークワーサーは搾りやすいように切っておきます。


※油は多少少なめでも、転がしながら揚げれば大丈夫です。但し、揚げ始めは崩れやすいのであまり触らないようにしましょう。油の温度はコントロールしづらいので、焦げないように若干弱めで揚げる方が無難です。

9.割れ目ができて、こんがりとしたら網に上げます。


※揚げ時間の9分はあくまで目安ですので、「焦げる」と思ったら一度油から上げましょう。揚げ物は余熱で火が入りますし、不安ならひとつ割ってみて、中心まで火が入っているか確認しましょう。「もう少しだ」と思ったら弱火の二度揚げで大丈夫です。

10.油が切れたら皿に盛り、熱いうちにシークワーサーを搾り、その上から塩を全体に振って、出来上がりです。



サーターアンダギーは、「砂糖を揚げたもの」という意味の、子どもも大人も大好きな沖縄のソウルフードです。普通、肉団子などは割れない方がいいのですが、サーターアンダギーは割れ目がまるで笑っているように見えるため、逆に縁起がいいと言われています。

揚げることで元の3倍くらいに膨らみますが、それでも中はしっとり、もそもそとした食感で、砂糖があれほど入っているとは思えないくらい甘さはしつこくありません。揚げた香ばしさ、シークワーサーの爽やかな酸味、適度な塩味が丁度いいバランスで、特に揚げたては温かくてついつまんで食べてしまうほどおいしくできました。

10時間寝かせるというのはなかなかインパクトがありますが、休日前の夕方から夜にかけて仕込んで、休日のお昼のおやつに食べると考えると、丁度いい時間なのかもしれませんね。思ったよりとても簡単にできますので、ぜひ作ってみてください!

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