初めてこのYouTube動画を見たとき、圧巻の映えっぷりに驚いた筆者です。レシピは海外のYouTube 動画で、ドイツ人のニックさんがご家庭で作られている料理とか。この手法はハッセルバックのトマト版ですね。でもトマトっていうのは、日本では見たことがありませんよね!楽しそうな料理なので、さっそく作ってみようと思います♪ 【驚愕の1465万再生】最高に美しくておいしい♡卵料理の朝食作ってみた♪フライパンに花が咲いた♪
ニックさんの「トマトとブロッコリーのオーブン焼き」にトライ!参考にしたのはYouTubeのviele Rezepteというチャンネル。概要欄をグーグル翻訳してみたら、投稿者はニックさんという料理好きなドイツの方でした。
家族のためにおいしくて手早く作れる簡単レシピを考えるのが好きなのだそうです。ドイツの料理好きさんのレシピ、気になります!動画を参考にしつつ、作りやすいように分量を少し調整して作ってみたいと思います。
【材料】(3人分)ブロッコリー…1/2個
トマト…3個
卵…1個
ピザ用チーズ…20g
塩・こしょう…各適量
オリーブオイル…適量
(ホワイトソース)
牛乳…100ml
バター…10g
小麦粉…大さじ1 ※今回は米粉で代用
ピザ用チーズ…10g
塩…少々
1. ブロッコリーの小房を茎から外し、小房だけをやわらかくなるまで茹でます。
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中火で5分ほど茹でました。茎はもったいないので別の料理に使うことにします!
2. 切り落とさないように気をつけながら、トマトに5~6つの切れ目を入れます。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3410/wysiwyg/8749aaa8e94331ce27082b4b7b9e65d4.jpg)
トマトのへたは付けたまま、1cmくらいの間隔を空けて5か所に切り込みを入れました。
3. 茹で上がったブロッコリーを湯切りして細かく刻み、卵、チーズを加えて混ぜ、塩とこしょうを適量振ります。
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シュレッドタイプの溶けるピザ用チーズを用意しましたが、トマトに挟みにくそうだったので細かく刻んでから混ぜました。ここで塩とこしょうで、しっかりめに味付けします。
4. 3をトマトの切れ目に詰めます。
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このレシピの一番難しい工程です!スプーンで少しずつブロッコリーだねをトマトの切れ目に流し込みます。卵が液体なので流れ出ますね…。とりあえずブロッコリーとチーズをすくって詰めました。
5. 耐熱容器にオリーブオイルを引いてトマトを入れ、180℃で予熱しておいたオーブンで20分焼きます。
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トマトの形が崩れることなく詰められてひと安心。少し固めのトマトを選ぶと作りやすいですよ。オーブンで焼いている間にホワイトソースを作りましょう。
6. 弱火のフライパンにバターと小麦粉を入れて混ぜながら炒め、牛乳を加えてホワイトソースを作ります。仕上げにチーズと塩を加えてよく混ぜます。
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ニックさんのレシピでは小麦粉を使っていましたが、ダマになりやすいので筆者は米粉に変更。米粉ならバターと炒めてもダマになりにくく、とろ~っとした状態のホワイトソースを作ることができますよ。弱火で2分ほど炒めました。
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牛乳を加えて5分ほど弱火で煮詰めると、とろみが出てきました。米粉のおかげでダマはまったくできず、なめらかなホワイトソースに仕上がっています♪ ここでピザ用チーズを加え、よく溶かしました。塩は少し強めにしたほうがおいしいと思います。
緑と赤のコンビネーションが華やか!トマトがジューシーで軽い食べ心地♪![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3410/wysiwyg/7a35cd915b65671578cb16f450ddcffd.jpg)
オーブンで20分焼いて完成しました!トマトが崩れることなくハッセルバック風に美しく仕上がりました♪
ひとり分の「トマトとブロッコリーのオーブン焼き」です。使ったトマトがやや小ぶりの中玉だったため、軽く食べられそうな量ですよ。![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3410/wysiwyg/ecab37a78f2a5c8af8546ca847915e48.jpg)
ホワイトソースをかけて切れ目に沿ってカットしてみると…!トマトの果汁がじゅわ~っと出てきました。
食べてみるとジューシーでホットサラダのような軽やかさ。ブロッコリーの粒々とした食感がアクセントになっています。ホワイトソースはとてもやさしい味だったので、トマトの酸味に負けてしまいました。もう少しクセのあるほうがよさそうですね…。
このお料理は、全体的に素材の持ち味を楽しむような味わい。ヘルシーな前菜という感じで、楽しめました♪
ハッセルバック風は作るのが難しい? 簡単に作れるように工夫してみた!![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3410/wysiwyg/c764d70dfe82866bc15c3495ebbf735b.jpg)
ニックさんの「トマトとブロッコリーのオーブン焼き」。ハッセルバック風の見た目がとてもすてきなのですが、トマトの熟し具合によっては詰める工程が難しそうな印象でした。
そこで、トマトの果肉をくり抜いて中にブロッコリーだねを詰める、「ファルシ」にしてみたいと思います。同じく180℃で予熱しておいたオーブンで20分焼きましょう。
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「ファルシ」にしてもきれいに焼けました♪ こちらのほうが中身がたくさん詰まっていて、食べ応えがありそうですよ。
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ホワイトソースの上に乾燥パセリをトッピング。ハッセルバック風よりはインパクト控えめですが、レストラン級の映え感はしっかり残っています!
味は同じくジューシーで軽い味わいですが、ブロッコリーがたっぷり入っているのでファルシ風のほうが甘味を感じました。こちらの作り方もおすすめですよ。
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ドイツのニックさん考案の「トマトとブロッコリーのオーブン焼き」。トマトの切れ目にブロッコリーだねを詰める工程が少し難しいですが、上手に焼けたらかなり映える一品になること間違いなしです!
そして気づいたことが。今回作った「トマトとブロッコリーのオーブン焼き」はとてもヘルシーな味わいでしたが、ドイツの食材で作ると、もっと濃厚な味わいになるのでは?と思いました。
というのも、ドイツはチーズ消費量が世界第2位だそうで、日本に比べてチーズの種類が豊富です。筆者は手に入りやすいピザ用チーズを使いましたが、ニックさんは濃厚で芳醇な香りのチーズを選んでいたのかもしれません。
日本の食材で作ると、日本人好みのあっさりとした味わいに仕上がり、どんなメイン料理にでも合わせやすい印象でした。華やかな一品に仕上がるので、おもてなし料理や特別な日のメニューにおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。
<参考文献>
WEB
「Cheers Cheese Wine〜実は消費量が非常に多い!フランスに次ぐ消費量をマークするドイツのチーズ事情〜」
https://fiano.co.jp/german-cheese-situation/