2023.04.12

食べる

ちくわがストローって何だなんだ⁉レミさんの「5秒ビシソワーズ」は本当に5秒でできるのか⁉【実は1分】

先日放送の『家事ヤロウ!!!』で特集した「平野レミさん生涯名作レシピベスト10」。今日作ってみるのは第6位にランクインした「5秒ビシソワーズ」です。いくらレミさんでも5秒じゃできないでしょ⁉ってスタジオでもツッコミが入っていましたが、さて本当のところはどうだったのでしょうか。しかもちくわをストローにするなんてシュールなレシピが、いまだかつてあったでしょうか…。というわけでさっそくレッツ★クッキン♪

【平野レミ生涯名作レシピ】堂々第1位!「長ねぎのとぐろ巻き」作ってみた♪脂がねぎにしみしみで熱々♡

平野レミさんの「5秒ビシソワーズ」の材料と作り方

【材料】※2人分
・トマトジュース(できれば食塩不使用)…200 ml
・濃厚牛乳…200 ml(普通の牛乳でも可)
・バジルの葉…10枚
・ハーブ塩(好きな香りのもの)…小さじ1/3
・オリーブオイル…適量
・黒こしょう…少々
・ちくわ…1本
・バジルの葉…1枚(飾り用)

バジルの葉は細かくちぎっておきます。
濃厚牛乳は、「4.0牛乳」など乳脂肪分が3.5以上の表記があるものです。
ハーブ塩は、市販の粉スパイスと塩を1:1で混ぜたもので大丈夫です。



【作り方】調理時間:5秒(本当は1分くらい)

1.ボウルなどの容器にトマトジュース、牛乳、バジルの葉、ハーブ塩を入れます。


※牛乳とトマトジュースは種類が多いので、使い慣れたものでかまいません。スープにコクが欲しければ濃い方がおいしいです。もし有塩のトマトジュースなら、塩をなくしてハーブだけにしましょう。

2.トマトジュースと牛乳の分離がなくなるまで、よく混ぜます。 



3.1人分を器に注ぎます。



4.オリーブオイルを回しかけ、黒こしょうを振ったところにちくわを1本突き刺し、バジルの葉を飾って出来上がりです。



トマトジュースに牛乳という組み合わせは抵抗があるかもしれませんが、イタリアンでよく使われるトマトクリームソースだと思えば、そんなに不思議ではありません。また、じゃがいもを使っていないのでビシソワーズではないという意見もあるようです。確かにオリジナルのレシピではじゃがいもですが、レミさんの作る料理に対して正論は無意味です(笑)。

飲んだ人にしかわからないと思いますが、困ったことにとてもおいしいビシゾワーズです。本来ならじゃがいもを裏ごしすることで得られる滑らかさとトロミが、トマトジュースと濃厚な牛乳によって再現されています。そこにバジル、オリーブオイル、ハーブ塩の風味が加わるので、見た目とものすごいギャップのあるおいしさ。ちなみにわが家のハーブ塩は、生えていたローズマリーから作った手作りです。

なんといってもびっくりはちくわのストローですが、吸うとちゃんとストローになりますし、試しにかじってみると、「なんだこれ!」と言ってしまうほどおいしい組み合わせです。トマトには旨味成分のグルタミン酸が含まれているのですが、ヨーロッパではだし代わりに使うほどの旨味食材と認識されているんですよ。ちなみにこの料理、栄養の吸収率についても優秀。トマトのリコピンの吸収が牛乳の脂肪分で3.8倍にもなるんです。牛乳のカルシウムも同時に摂れるとカゴメのサイトにも書いてあります。

これならトマトジュースや牛乳の苦手な子どもでも飲めるかもしれませんので、ぜひ作ってみてください!

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