秋の魚といえば「さんま」ですよね!香ばしく焼いて食べるのが年に一度のお楽しみ♪ただ、普通に焼く以外にレパートリーがないわたし。そこで、塩焼きじゃない食べ方を福島県の農家から教わりました。さんまの身をミンチにして、みそ、青じそ、しょうがを加えて焼くんだそう。見た目はハンバーグっぽいけど、どんな味なのかしら?そして、”ポーポー”の由来も気になるところ…。どうやら福島県の郷土料理だそうですが、作って調査してみま~す!【瀬戸内海の郷土料理】春を告げる味覚「鰆の押し寿し」作ってみた!山の幸と海の幸の口福コラボ♡【農家直伝】「ポーポー」の由来福島県いわき市では、毎年秋になるとさんまの水揚げが盛んに行われます。みりん干しや焼き魚、南蛮漬けなど、さんまを使った郷土料理などが多く作られているそうですが、その中でも、よく食べられているのが「ポーポー焼き」。さんまを焼くときに出る脂で、
火が”ポーポー”と燃え上がることから、この名前が付いたといわれています。
”ポーポー”とは、さんまの焼ける様子を表したものだったんですね。その様子を想像すると、なんだかじんわりと心が温かくなります。
薬味たっぷりがイイ!「さんまのポーポー焼き」材料(4人分)さんま(※)…3尾
ねぎ…1/2本
しょうが…1~2かけ
青じそ…適量
大根…1/4本
みそ…大さじ1弱
片栗粉…大さじ1
※今回は、鮮魚店で3枚開きにしてもらったものを使用しました。
ご家庭で処理される場合は、頭とウロコを落とし、内臓を取ってから3枚におろしてください。
作り方1.小骨を切るように、さんまを細かく包丁で叩いてミンチ状にする。
2.ねぎとしょうがを粗みじん切りにする。
3.1と
2にみそを合わせて、混ぜるように叩く。
4.3のつなぎに片栗粉を混ぜる。
5.大根の皮を剥き、すりおろして水気を切る。
6.4を小判型に整えたら、熱したフライパンで焼く。
焼くとさんまから脂が出るので、油は引かなくてOK。