2021.09.15

働く

【副業で農業パート・アルバイト】応募はウェブやアプリでOK!実際の仕事内容も紹介します



農家も変わり始めるとき。もっと新しいことに挑戦したい!

「新型コロナウイルスの影響で世の中が大きく変わったように、農業の形や作業のやり方も、昔とは違ってきていると感じます。だからこそ、新しいことに挑戦しよう!とつねに思っています。パートの方が増えれば自分たちもラクだし、その分いい作物が採れて結果も出るんだから受け入れない理由はありません」(石井さん)



石井農園内にある直売所では、市場には出せない規格外の野菜を販売しています。



「規格外の野菜は、大きくなりすぎたりキズがついているだけで味は変わりません。捨ててしまうのはもったいない…と感じていたときに、友人が“ケチャップを作るから割れたトマトを安く譲って”と声をかけてくれて。それ以来、直売所で規格外のトマトを10個100円で売り出していて、とても好評なんですよ」(石井さん)



直売所では現金だけでなくQRコード決済にも対応しています。

「小さな直売所ですが、現金しか使えないのは時代に合っていないし、やっぱりみなさんに心地よく利用してもらいたいのでいち早く導入しました。それ以外にも、直売所のない農家の野菜や手作りのアクセサリーなども預かって販売しているんです」(石井さん)


アクセサリーのほか、ハーブティーも販売

直売所のお得な情報は公式LINEアカウントを使って発信中。さらにパート従業員の中でもポップ作りが得意な人、ウェブサイトが作れる人などの力を借りて、農園のPRにも努めているといいます。



「そういったこともみんなの手があるからできること。大切な仲間だと思っています。近々、デザインが得意なパートの方が作ったTシャツも販売する予定です」と笑顔で語る石井さん。

農家の先駆者として挑戦を続ける石井農園の活動に、これからも注目です。


石井農園

石井真帆美さん

2018年、義父が経営していた「石井農園」を継いで就農。現在は義母と息子、8人のパートと共に、青ナスをはじめ、トマトやキャベツ、レタス、ブロッコリーを栽培している。農園でとれた野菜は、スーパーや農園内の直売所などで購入が可能。直売所で購入できる野菜のお得な情報は、公式LINEアカウントをチェック!

写真/菊地菫 取材協力/JA前橋市

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