出典:photo AC

2021.10.31

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【Twitterで話題】Zoomを子育てに活用してみた!この「令和スタイル」を1歳児ママがアリかナシか検証

コロナ禍で多くの人から認知されるようになった、オンライン会議ツール「Zoom」。仕事の打ち合わせや会議はもちろん、プライベートでのオンライン飲み会など、その活用法は多岐に渡っています。さらに最近では、なんと子育てに活用する猛者まで登場!いわば「令和の子育て」とも言えるニュースタイルを、実際に試してみました!



Twitterで話題になった「令和の子育て」


こちらがTwitterで超話題になっていた、「Zoom」を利用した「令和の子育て」に関するツイートです。8.4万いいねを獲得されています。

本当に便利なのか実験!

わたしは1歳の男の子ママでもあり、このZoomを使った、まさに令和っぽい子育てが非常に気になりました。で、試してみることにしました。
主に確かめたかったことは、2つ。ひとつは、昼寝の時などにベビーモニターとして使えるのかということ。もうひとつは、離れて暮らす親に子守りをしてもらうことができるかということです。ひとつずつ実験してみたので、さっそくレビューしたいと思います。

実験①ベビーモニターとして使えるのか

必要なもの:スマホ or パソコン 合計2台

1歳だとまだ、寝ているときも目が離せません。横で一緒に寝てもいいのですが、お昼寝の時間は家事をする絶好のチャンス!そこで、ベビーモニターを「Zoom」で代用できるかを試しました。
寝室には、お昼寝をしている息子が映るようにスマホを設置。自分は退室して、リビングのパソコンで見守りながら家事をします。映像はこんな感じで映ります。

お昼寝

試したところ、完全にベビーモニターとして成立していました。泣いても音声が聞こえるので、すぐに気づくことができます。

使う際のポイントとしては、スマホカメラは子どもの動きを追従する機能がないので、寝返りでフレームアウトしないように、できるだけ広い範囲がカメラに映るようスマホを設置すること。そして、モニターする側(自分)の音声が入ってしまわないよう、マイクをオフにしておくことが挙げられます。

「Zoom」は基本的に無料でも使えるので、費用をかけずに、ママたちが自分の時間を生み出すことができるのもうれしいところ。ただし夜の場合は、普通のスマホカメラのため真っ暗で何も映らず、ベビーモニターとして使うのは難しそうでした。

実験②離れて暮らす親に子守りができるのか

必要なもの:スマホ or パソコン 1台

うちの息子は、とにかく寂しがり屋の構ってちゃん。わたしがトイレに行くだけでも、全力で後を追いかけてきます。そんな調子だから、毎日の食事の支度をするにも一苦労。そこで、「Zoom」で子守りしてもらえるのかを試してみました。

両親に「Zoom」を通して子守りをしてもらうように頼んだのですが、ここでひとつつまずきがありました。両親は「Zoom」を使ったことがなく、普通の電話でやり方を説明するのに、20分くらいかかってしまったのです…。

そういえば、スマホに変えたのもまだ半年前くらいだったのを忘れていました(笑)。

それでもなんとかつなぎ終えて、久々に揚げ物をしようと準備に取り掛かり始めたものの、さっそく息子の泣き声が。キッチン前のベビーゲートにつかまり、中に入れろと訴えます。
いつも通りの様子に、「やっぱり効果ないか~」と思ったのですが…なんと! うちの母親(以下ばあば)が「〇〇くん!」と呼ぶと、息子は「え?」と、びっくりした顔に。そして声のする方へ向かい、パソコンをのぞきこんでいました。

のぞきこむ様子
パソコンを不思議そうにのぞきこむ様子

すぐに、ばあばの顔に気づいたようで一気に笑顔に!「1歳でもわかるんだ!」と、驚きました。 

笑顔になった様子
笑顔になった様子

その後は、ばあばが呼びかけたり、画面越しに”いないいないばあ”をしたり。ずっと相手をしてもらったおかげで、無事に食事の支度を終えることができました。正直ここまでの効果があると思っておらず、びっくり。そして思いました。平日に、こんなに優雅に晩ごはんの準備をしたのはいつぶりだろうか--と。
ばあばが息子が笑ったりするのを見て、とてもうれしそうなのもよかったです。

実際にやってみて気づいたポイントはまず、実験①と同様、赤ちゃんがフレームアウトしないようにできるだけ広い範囲を映せる場所にスマホを設置すること。さらにそれが子どもの手に届かない位置であることも重要です。また、相手の音声が子どもによく聞こえる音量に設定しておくことも大切かなと思いました。

これに味を占めた私は、以来、定期的に「Zoom」での子守りを両親にお願いしています(笑)。また、息子とふたりだけのごはんは無言になりがちだったので、ごはんを食べる時も「Zoom」をつないだりするように。

ごはん
笑顔でごはんを食べている様子

ちなみにふたつめの実験に関しては、子守りとしての効果があるだけではないなと感じました。

遠方に住んでいる上、コロナ禍でなかなか孫に会えない祖父母は、「Zoom」での対面をとても喜んでくれます。写真を見るだけとはやはり異なり、動いている姿を見られたり、話しかけるとリアクションしてくれたりするのがうれしいようです。これぞまさに、ウィンウィン!

よって、1歳児の息子を持つわたしとしては、「Zoom」を使った子育てはアリ!との結論に。無理せず、手を抜くところは抜きながら育児をするのにぴったりのアイテムだと思います。
子どもの年齢によって「Zoom」を使った「令和の子育て」の結果は異なるかと思いますが、みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか。

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