日本の中国料理界を牽引する脇屋友嗣シェフが、YouTubeチャンネルで「シンプルだけど、プロの味」と自信ありげのキメ顔で紹介している「オイスターソース焼きそば」。生麵、豚バラ、もやし、ニラ…と、いたって普通の材料にひと手間を加えてプロの味に仕上げるそう。そのひと手間とは、麺の下準備。軽く茹でた生麺をこんがり焼き色がつくまで焼くことで、麺の食感が変わり、味ののり方も格段にアップするんですって!【シェフ脇屋の凄ワザ】「しびれる!焼きそば」に挑戦♪具は挽き肉だけ!噛む程に奥行きのある旨味が♡プロ直伝!脇屋シェフの「オイスターソース焼きそば」を作ってみた♪材料と作り方はこちら。
【材料】2人分生麺…2玉
豚バラ薄切り肉… 80g
もやし…1袋
ニラ…1束
酒…大さじ1
オイスターソース…大さじ4
チキンスープ…大さじ4(鶏がらスープの素とお湯で作ったもの)
こしょう…適量
「太白胡麻油」(麺を炒めるとき用)…大さじ1
「太白胡麻油」(もやしを炒めるとき用)…大さじ1
◆麺の下味
しょうゆ…小さじ1
ゴマ油…大さじ1と1/2
◆仕上げ
ゴマ油…適量
今回、チキンスープは鶏がらスープの素(顆粒)大さじ1/2とお湯100mlで作りました。鶏がらスープの素のパッケージに記載されていた、スープを作る際の分量を参考にしました。
また、「太白胡麻油」はゴマ油特有の香りがなく、ゴマ本来のコクと旨味が特徴のゴマ油。脇屋シェフが使っている「太白胡麻油」のメーカーはどこかわかりませんが、動画に映り込んだものを見る限り、わたしと同じ竹本油脂の「マルホン太白胡麻油」のようです。
【作り方】1. 鍋に麺がかぶるくらいたっぷりのお湯を沸かし、麺を入れます。火加減は強火。
![麺](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/6000/6564/wysiwyg/daabe9b2b11f80d433bf89a7a8240105.jpg)
麺を入れて沸騰したら、麺をザルにあげます。40秒くらいで再沸騰するとのこと。つまり、麺の茹で時間は40秒ぐらい。後ほど麺を焼くので、ここでしっかり火を通さなくても大丈夫のようです。
麺をボウルに入れ、水で洗い、水気を切ります。
![麺](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/6000/6564/wysiwyg/19c3d4b1c0bf4c906cb7138c592adf54.jpg)
水気を切った麺は別のボウルに入れ、しょうゆとゴマ油を加え、よく混ぜます。
![麺](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/6000/6564/wysiwyg/6bb2224820ca731104249c137a3d910e.jpg)
麺を軽く茹でて、下味をつける…これがプロのひと手間のようです。
2. フライパンに「太白胡麻油」を引き、
1を入れます。
![麺](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/6000/6564/wysiwyg/def09d0a765022ab5b7cfd540c21aa62.jpg)
麺を広げて、焼き目をつけます。火加減は弱めの中火。麺はほぐさず、触らず。
麺の片面がこんがり焼けたらひっくり返します。
今回は5分ほど加熱しました。
![麺](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/6000/6564/wysiwyg/11039546110ddcbb8a49060659f2643f.jpg)
もう片面にも焼き目がつくまで、加熱します。ここも、麺はほぐさず、触らず。
3分ほど加熱しました。
両面にこんがり焼き色がついたら、キッチンペーパーを敷いたお皿の上に取り出し、麺をほぐします。
![麺](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/6000/6564/wysiwyg/54668b92e5902dd5ae162d3b2145c4b4.jpg)
素人には考えつかない、麺の下準備ですよね。