3. 2のフライパンをそのまま使い、適当な大きさに切った豚バラ肉を入れ、炒めます。火加減は中火。
豚肉の色が変わったら「太白胡麻油」ともやしを入れて炒めます。
もやしと豚肉が混ざったら、酒と分量の半分(大さじ2杯)のオイスターソースを入れて、もやしに味付けします。
さらに、チキンスープと下処理した
2の麺を入れ、混ぜながら炒めます。火加減は強めの中火。
麺ともやしが混ざったら、残りのオイスターソース(大さじ2杯)とこしょう、3~4cm幅に切ったニラを入れて炒めます。
ここで、気になった点がひとつ。動画の中で脇屋シェフが使っている大さじは計量スプーンではなく、カレーなどを食べるときの大きめのスプーンでした。計量スプーン大さじ1杯の方がカレー用スプーン1杯より量が多いので、オイスターソースとチキンスープは味を見ながら入れる方が良いと思います。計量スプーンで量ったものを全部入れると、味が濃くなりすぎる可能性があると思われます。
ちなみに、わたしはオイスターソースとチキンスープをそれぞれ計量スプーンで量った分量の2/3程度入れました。
4. 3に仕上げのゴマ油をひとまわしして、軽く混ぜれば出来上がり。
調理時間は12分。麺に施すひと手間も難しくなく、簡単でした。
では、いただきます!
おお~、おいしい。本格的なオイスターソースの中華焼きそば。特別な調味料も材料も使っていないのに本格中国料理店の味です。すごい!いつものソース焼きそばとはまた違ったおいしさです。
麺はオイスターソースの甘味とコク、チキンスープの旨味をしっかり吸っています。麺をしっかり焼き付けたことで、麺には香ばしさもありつつ、チキンスープを含んだやわらかさとしっとりした感じもあります。奥行きを感じる、高級感のある焼きそばに仕上がりました。
味は濃すぎず、薄すぎず、ちょうどいい。油はけっこう使いましたが、油っぽさは感じません。夫は一口食べて「脇屋シェフ天才!」と言っていました(笑)。
麺にひと手間をかけてワンランク上の味にする、脇屋シェフの「オイスターソース焼きそば」をぜひ作ってみてはいかがでしょう。