なすがほんのり甘くてとろっとろ♡洋ナシや桃のコンポートを思わせるパイに
『沸騰ワード10』の公式サイトで見つけた、タサン志麻さん考案の「なすのタルトタタン」が完成しました♪
耐熱容器にバターを塗ったおかげで、ひっくり返した時もスムーズにパイが外れましたよ。今回は容器からはみ出た生地も一緒に焼いたので、三角に膨らんだパイも一緒に添えました。
輪切りのなすが、やわらかくてとろっとしていそうなのが見て取れます。パイの香ばしい香りが際立ち、キャラメルっぽい香りはあまりしませんよ。
1/4程度にカットした「なすのタルトタタン」です。底のパイ生地は薄く、側面はふっくらと焼けました。なすはキャラメリゼした時とほぼ変わらない姿です。
一体どんな味なのでしょう?なすを食べてみると、思ったほどキャラメルっぽい味はせず、ほんのり甘くてとろっとしています。皮に少しだけなす特有のえぐみを感じますが、これはなすの個体差によるかも。
食感は煮浸しのなすのような、とろとろ具合。ほんのり甘くてとろっとしているところが、洋ナシや桃のコンポートを連想させますが、形が輪切りのなすなので、なんだか不思議な感じです。
パイはサクッと香ばしく焼けているので、とろっとしたなすとのコントラストがいいですよ。
なすをフルーツのように使うアイデアに脱帽!なすと砂糖の甘さは相性よし初めて食べた「なすのタルトタタン」でしたが、とろとろ食感とほんのり甘いなすは、和食の「なすの煮浸し」を思い起こさせました。
和食でも、なすは砂糖やみりん、しょうゆで甘辛く味付けるので、砂糖とバターで甘く味付けするのも不思議ではないなと思います。
最初はなすをキャラメリゼしちゃうの⁉と驚きましたが、食べてみると、タサン志麻さんはなすをフルーツ感覚で使っていたのだろうなと想像出来ました。
驚きのスイーツですが、キャラメリゼしたなすに冷凍パイシートを被せて焼くだけなので、パイやタルトの作り方にしてはかなり簡単ですよ。
もしかして「なすの煮浸し」でもおいしく作れるのではないかな?と思った筆者。甘いなすは日本人の味覚に合いそうですよ。気になった方はぜひ作ってみてくださいね。