豚汁の具に煮物、時々おでん...。しょうゆの味付けが多く、レパートリーの少なさが悩ましい“里芋”。でも今回、福島県の農家から、今が旬の里芋を使った目からウロコのレシピを教わりました。その名も「里芋の油揚げ詰め」。作り方はすごく簡単で、里芋をつぶしてひき肉と混ぜて、甘辛~く煮た油揚げに詰めるだけ!見た目は“いなり寿司”だけど、中身は里芋⁉一風変わった組み合わせですが、どんなお味になるのか気になる~♪
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冷めた方がむしろおいしい!?「里芋の油揚げ詰め」
材料(4人分)里芋...10個
にんじん...1本
油揚げ(※)...4枚
鶏ひき肉...200g
こめ油...適量
塩・こしょう...各適量
[A]
水...120ml
砂糖...大さじ2
しょうゆ...大さじ2
※油揚げは、味つけ油揚げを使ってもOK。その場合[A]は不要です。
作り方
1. 油揚げは熱湯にくぐらせて油抜きし、キッチンペーパーなどで水気を取り、半分に切る。
油揚げは菜箸やめん棒を数回転がすと、包む時に開きやすくなりますよ。
油揚げは油抜きすると味が染みやすくなります。熱湯に30秒程くぐらせて油抜きしました。
2. 鍋に[A]を入れて温め、
1の油揚げを加えて煮る。煮汁が少し残るくらいで火を止める。
煮立ちすぎないように弱~中火で3~4分煮ました。
火を止めて、油揚げが煮汁を吸ってしんなりすれば完成!
3. 里芋はきれいに洗って、柔らかくなるまで蒸し器で蒸す。
泥はきれいに洗い落とします。
わが家は蒸し器がないので、水を張った鍋に蒸し器プレートを置いて代用しました。
里芋がやわらかくなるまで約10分。竹串がすっと通ればOKです。
4. 里芋は温かいうちに皮を剥いてボウルに移し、マッシャーなどでつぶす。
里芋の皮を剥く時にぬめりで手が痒くなる方は、ゴム手袋をしてくださいね。
5. にんじんは粗めのみじん切りにする。
6. フライパンにこめ油を入れて中火で熱し、鶏ひき肉と
5のにんじんを炒め、鶏ひき肉の色が変わったら塩、こしょうで味付けする。
中火で鶏ひき肉がほぐれるように混ぜながら炒めます。
塩は小さじ1/2加えました。お好みで調整してくださいね。
7. 4のつぶした里芋に
6を加えて混ぜる。
ここで少々味見...。ほんのり塩味で素材の旨味が引き立ってる!
コロッケやオムレツの具にしても合いそうです。