4.3のお肉を焼きます。キャンプ場などでは炭火で焼きますが、自宅なのでいつものようにガス火で焼きます。火加減は中火にしました。
少しでもキャンプ飯の雰囲気を…と、フライパンではなく鉄板で焼くことにしました。
全体的にこんがり焼き色が付くまで焼いたら出来上がり。焼きすぎないようにとのこと。
今回はトータル5~6分ほど焼きました。
調理時間は、お肉を漬け込む時間を除いて1時間40分。けっこうかかりました。ですが、作業的に簡単なので苦にはなりませんでした。基本、待つだけです。
出来上がったお肉の写真をのんびり撮っていたら、鉄板の余熱でカリカリになってしまいました(笑)。これって、焼きすぎ…ですよね?
中はどんな感じなのか切ってみましょう。
おっ、お肉の弾力はありつつもやわらかいので切りやすいです。
なかなかおいしそうな出来栄え。
Tatsuyaさんが作ったものは結構ピンク色(下茹でしているので火は入っているそう)でしたが、心配性のわたしはしっかり茹でて、しっかり焼いたのでピンク色ではなく、ピンクグレー(笑)。もう少し茹で時間や焼き時間を短くした方がよかったかもしれませんが、ピンク色のお肉はちょっと食べるのに躊躇するので、火が通っていることが間違いないこの色でわたし的にはOK。安心して食べられます(笑)。
食べやすいサイズに適当に切って、いただきます!
おおっ、お肉…やわらかい。噛むと肉の旨味と甘味をたっぷり含んだ肉汁が溢れ出ます。豚肉の臭みはなく、ほどよい塩味がついていて、ローリエ、ローズマリーなどのハーブやスパイスの風味がほんのり香ります。素材の味を引き出した、上品で高級感のあるお肉の味。とってもおいしいです。
とはいえ、もう少し塩味が欲しかったので、岩塩(分量外)を少しかけて食べてみると、お肉の旨味と甘味がパッと引き立ち、よりおいしくなりました。
今回、アウトドアで食べるキャンプ飯として紹介していたので、Tatsuyaさんは豪快に大きめのぶつ切りにしていましたが、クリスマスや年末年始の食事として家庭で食べるときは、1cm幅程度にスライスしてオニオンソースなどをかけたものを大皿で出すといいかなと思いました。
料理家のTatsuyaさんの「最強の漬け込み肉」は、肉のおいしさを引き出し、ハーブやスパイスの風味がふんわり香る、素敵な肉料理でした。バーベキューだけでなく、パーティー料理としても活躍してくれそうな一品です。作ってみてはいかがでしょう。