2024.01.27

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【ハンバーグの裏ワザ】昆布が肉汁をたっぷり吸う⁉「海藻ペースト」でハンバーグ作ったら…肉汁大爆発!

10月30日の情報番組『あさイチ』では、海藻類に含まれる「アルギン酸」に注目し、保水力のすごさを紹介していましたよ。水分をたっぷり保水出来るということは…料理に使えばふっくら、ふわふわ、ジューシーといったおいしい効果を得られることに♪番組では「海藻ペースト」を入れた肉汁たっぷりハンバーグを紹介。海藻類は食物繊維が多く、健康のためにも積極的に取り入れたい食品のひとつです。気になるレシピなので作ってみます!

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保水力に優れた「アルギン酸」は海藻類に含まれる成分のひとつ




昨年10月30日の『あさイチ』で、取り上げられていたのが「アルギン酸」。あまり聞き慣れない成分ですが、昆布、わかめ、ひじき、アカモク、モズクなどの海藻に多く含まれる成分の一種です。けれど残念ながら、のりには含まれていないんですって。

昆布を水に浸けておくとぬめりが出てきますが、それが「アルギン酸」の正体。「アルギン酸」は保水力に長けていることから、実は身近な食品に多く使われています。

例えば、ふわふわ食感のコンビニのサンドイッチ、焼くと肉汁が溢れる冷凍餃子。これらの食品には食感をよくするため、「アルギン酸」が使われているとのこと。他にもサプリメントや化粧品、医薬品など幅広く活用されています。

海藻に含まれる「アルギン酸」を上手に活用すれば、家庭で作るいつもの料理もふわふわした食感やジューシーな食感に仕上がるそう。これは耳寄りな情報ですよ!

番組では「アルギン酸」を含むとろろ昆布を使った「海藻ペースト」を混ぜ込んだ「和風ハンバーグ」を作っていました。いつものハンバーグとどれだけ違いが出るのかしら?気になるので作って食べてみます。

「海藻ペースト」を混ぜ込むのがポイント!「和風ハンバーグ」を作ってみた!



【材料】(2人分)
合いびき肉…200g
玉ねぎ…20g ※今回は1/6個使用
だし…50ml ※市販の和風だしを袋の記載通りにお湯で溶いたもの
塩・こしょう…各適量
サラダ油…適量

(海藻ペースト)
とろろ昆布…5g
ベーキングパウダー…5g
お湯…50ml

1.玉ねぎをみじん切りにします。



合いびき肉に混ざりやすいよう、出来るだけ細かく切りました。

2.ボウルにとろろ昆布とベーキングパウダーを入れて軽く混ぜます。そこに半量ずつお湯を加えて混ぜ、ペースト状になるまで混ぜます。



とろろ昆布に、ベーキングパウダーがまんべんなく行き渡るように混ぜます。ベーキングパウダーは水と熱が加わると、炭酸ガスが発生します。この発泡の力で、とろろ昆布の「アルギン酸」の効果を、より引き出せるそうですよ。



一度にお湯を注ぐと、とろろ昆布が溶けにくいので、半量ずつ加えて混ぜてくださいね。お湯を加えると、炭酸が弾けるようなシュワシュワ~という小さな音とともに、小さな泡が立ちました。



スプーンで1分ほど混ぜると、とろろ昆布の繊維感がなくなって、粘り気が強い「海藻ペースト」になりました。

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