4.3のほとぎを熱いうちに型に入れるか、丸めて固める。
農家さんからは「丸めるときは、熱いと固まらないので、少し冷めたくらいでしっかり握るのがコツ!」とアドバイスをいただきました。
最初は、丸にチャレンジしてみましたが、手にくっつく!手を濡らしてもくっつく!ということで…
途中から急遽方針転換!型へ入れることに。どんな型でもよいと思います♡
こちらが完成したもの。いちおう後ろの方に丸めたものも、ひっそり写っております…。型に入れたものは、しばらく時間をおいてから、食べやすい形にカットしました。
ちなみに、かなり冷めてから再度丸の形にチャレンジしたら、なんとか形になりました(笑)。
農家さんが作ったものは、きれいなまん丸になっていましたが、わたしはまだまだ修行が足らないようで…。
農家のお母さんたちは、ほんと魔法の手をお持ちですね。
やさしい甘さにピリッとしたしょうがの風味がたまらない!では、いただきます!
サクッ、ザクッ、カリッとして香ばしい〜!おこし、みたいですね♡
昔実家で両親がよく食べていた、雷おこしというお菓子を思い出します。
しょうが味も思ったよりよく効いていますね。
水あめで固めているためか全体にねばりもあり、あられの甘さより、焼き米の香ばしさと、しょうがのピリッと感が前面に出てます。
揚げているから腹持ちも良さそうで、おやつにもぴったり!
ひなあられを使っているので色合いも綺麗で、家族にも好評でした♪
子どもの頃より、年を重ねた方が、こういうお菓子のよさがしみじみと分かってくるなぁ(笑)。
実は今回、乾燥黒豆をそのまま使ったところ…かなり固い仕上がりになってしまいました。温かいしょうが汁と絡めることで、ジンワリと柔らかくなるかなと思っていたのですが、固いままでした。乾燥黒豆は、揚げておくなどキチンと下処理をしてから使うことをおすすめします。それにしても、郷土菓子が自分の手で作れるとは、うれしいですね。
みなさんも、昔ながらのひな祭りに想いを馳せ、「ほとぎ」作りを体験してみてはいかがでしょうか?
★今回のレシピは、JAひろしま「食べるレシピ」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://jahiroshima.or.jp/recipe/okashi/miyoshi035/