【和牛農家の時短レシピ】味はまんますき焼き！「牛肉のすき焼き風炒め煮」味の決め手はミニトマト…！？

まつもとのぶこ

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近頃ご無沙汰の「すき焼き」のあの味が猛烈に恋しいけれど、食卓に鍋やコンロを準備するのがちょっと面倒で…。そんな時にオススメなのが、和牛農家に教わったフライパンでできる「牛肉のすき焼き風炒め煮」。ミニトマトも入れてうまみアップ、すぐできるのでちょっと良いお肉が手に入った時にもおすすめです！

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教えてくれたのは、鹿児島県で和牛の子牛を繁殖する姶LOVE（アイラブ）和牛女子の皆さん。

「おいしいお肉が手に入ったら、ぜひ作ってほしいのがこのすき焼き風炒め煮。トマトを入れると、コクが出て絶品です！」（和牛女子の皆さん）

具材を煮込んでハイ！完成「牛肉のすき焼き風炒め煮」

材料（4人分）
牛薄切り肉…200g
舞茸…100g
たけのこ（水煮）…130g
木綿豆腐…200g
小松菜…2束（600g）
ミニトマト…4個
めんつゆ（3倍濃縮）…大さじ7
牛脂…適量（サラダ油で代用可）

作り方
1．たけのこ、豆腐、ミニトマトは食べやすい大きさに切り、小松菜はざく切りにする。

2．フライパンに牛脂を中火で熱し、肉を炒める。

3．肉に火が通ったら、麺つゆを加える。

4．たけのこと舞茸を加えて煮る。

舞茸は手でさいて入れましょう！

5．さらに、豆腐とミニトマトも加えて煮る。

6．豆腐と野菜に火が通ったら、小松菜を入れる。

7．小松菜にほどよく火が通ったらできあがり。

フライパンに入っている状態だとすき焼きに見えませんが、具材別にきれいに盛りつけると…

おお！すき焼きです！

「味の決め手はミニトマト。トマトに含まれるクエン酸は肉のうまみを高める効果があるんですよ」（和牛女子の皆さん）

すき焼きにトマトのイメージはありませんでしたが、食べて納得！

肉のうまみをたっぷりと吸い込んだミニトマトがジュワッと弾けて牛肉と絡み合います。

すき焼き風の煮物にトマトがこんなに合うなんて…！もはや本家のすき焼きを超えているといっても過言ではない気が。

ササッと作れるすき焼き風炒め煮で、皆さんもこの感動を味わってみてください！

肉の部位はどう選ぶ？

牛肉にもいろいろな部位があり、グラム当たりの値段もけっこう違います。パックを手に「迷う」という方も多いのでは？

「イベントや記念日には高級なヒレ肉やロース肉、シチューなどの煮込み料理にはモモ肉やバラ肉がおすすめですよ～！」と和牛女子の皆さん。

姶LOVE和牛女子オリジナルの「牛の部位パズル」。どこの部位なのかわかりやすい！

すき焼きには薄切り肉が最適ですが、同じ薄切り肉でも部位によって食感、香りなどが異なります。

好みに合わせて、部位も使い分けてみましょう！

姶LOVE和牛女子

「鹿児島の黒毛和牛を、もっと広めていこう」と、黒毛和牛の飼育農家・久留須美鈴さん（会長）の呼びかけで、鹿児島県姶良市・霧島市・湧水町で肉用牛を飼育する農家の女性が集結、令和２年に発足。ベテランから新規就農組まで、37名の女性が意見やアイデアを出し合いながら、牛肉レシピの作成や配布、PRグッズ制作、農家取材、飼育研修など、女性目線での活動を展開中。instagramでも情報発信しているので、フォローお願いします！
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写真／菊地菫　取材協力／ＪＡあいら

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