2024.09.02

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手作りアイスの鬼門「シャリシャリ食感」になってしまう…を封印!もっちり食感な「牛乳アイス」の作り方

暑い日が続くと、おやつにアイスが頻繁に登場しますが、市販のアイスを購入すると結構な金額に。手作りすればお安いので仕込みますが、アイス液をただ冷凍するとシャーベットに近いシャリシャリ食感になるんですよね。YouTubeの料理系チャンネル『料理教室のBonちゃん』では、生クリームや卵黄不要でシャリシャリ感を抑えられる「牛乳アイス」の作り方を紹介していました。その秘密は…粉ゼラチン⁉一体どんな食感になるの?試してみよう!

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YouTube『料理教室のBonちゃん』はキッチンライフハック紹介チャンネル

生クリームや卵黄を使わずにシャリシャリ感を抑えて作れるアイスのレシピを見つけたのは、チャンネル登録者数21.1万人のYouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』。運営者のBonちゃんさんは東京都内で料理教室を主宰し、20年間で延べ1万7千人の方に料理を教えたという経歴の持ち主です。

動画では、知らないと損をする料理のコツやテクニックをわかりやすく伝授していますよ。

今回作ってみる「牛乳アイス」はシャリシャリにならない作り方と紹介されていました。材料は牛乳、砂糖、粉ゼラチンのたった3つだけ。アイス液に粉ゼラチンを加えるとは驚き!

アイスクリームメーカーを使わずにアイスを作ると、シャリシャリ感がどうしても出てしまうので、この作り方にはかなり興味津々!材料は常備しているものばかりなので、さっそく作ってみます。

粉ゼラチンがポイント!「牛乳アイス」を作ってみた!

牛乳は成分無調整のものを、粉ゼラチンはふやかし不要のものを必ずご用意くださいね。



【材料】(作りやすい分量)
牛乳(成分無調整のもの)…400ml
砂糖…30g
粉ゼラチン…5g ※ふやかし不要タイプ

1. 鍋に牛乳を入れて中火にかけ、半量になるまで煮詰めます。



牛乳を鍋に注いだら竹串を入れて浸った部分の上に印をつけておくと、どれくらい煮詰めれば良いかの目安になりますよ。

中火で5分くらい経つと表面がふわふわとした状態に。吹きこぼれやすいので火加減を調整しながらふわふわの状態をキープするくらいの中火で煮詰めていきます。表面に出来る膜を都度取り除くと、吹きこぼれ防止になりますよ。



10分くらい煮詰めると半量くらいに減りました。画像では見えにくいのですが、煮詰める前に全量を入れた状態で竹串に印を付けておいたので、煮詰まり具合を確認しやすいですよ。

2. 煮詰めた牛乳をザルで濾します。



ザルで濾して牛乳の膜を取り除きます。粉ゼラチンは80℃くらいの液体に加えると書かれているので、少し冷まします。

3. 温かいうちに砂糖を入れて溶かし、粉ゼラチンを振り入れて混ぜます。



砂糖をしっかりと溶かしてからふやかし不要のゼラチンをまんべんなく振り入れて、再びしっかりと溶かしてくださいね。

4. 氷水に当てて泡立て器で混ぜながら20℃くらいになるまで冷まし、冷めたらハンドミキサーでふんわりとしたクリーム状になるまで泡立てます。



氷水に当てながら泡立て器で5分くらい泡立てると20℃くらいに冷めました。氷をたくさん入れた冷水だともっと早く冷めると思います。



ハンドミキサーで2分くらい攪拌します。牛乳なので生クリームのように泡立ちませんが、ゼラチンを混ぜたことで表面の泡はすぐに消えず、少しとろみが付いたような状態になりました。

5. 保存容器に入れてラップをかけ、冷蔵庫で1日冷やします。



後は、アイス液を保存容器に入れて冷凍庫で1日かけて凍らせます。



1日冷凍した状態がこちら。カチカチに凍りました。アイスディッシャーですくおうとしましたが、冷凍庫から出したてだと硬すぎたので、3分ほど常温におき、少しやわらかくしてからすくいました。お皿に盛り付けたら完成です♪

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