冬になると食べたくなる「すき焼き」…甘辛いタレが染みた肉や野菜はおいしい!わが家でも人気メニューの1つですが、年末年始は何かと出費も多く、お財布の紐も締まりがちでなかなか牛肉が買えない(涙)。そんな時は、豚こま切れ肉を使うのがオススメ!甘辛いタレは、豚こま切れ肉とも相性バッチリ!安い肉をやわらかくする方法はもちろん、残ったすき焼きのアレンジレシピも紹介しちゃいますよ~。【画像を見る】豚こま切れ肉で絶品!「節約すき焼き」豚こま切れ肉をソフト~に仕上げるコツ
他の部位と比べて、安くてお買い得感のある「豚こま切れ肉」。
肉を成形するさいに出る切れ端を集めたものなので、赤身だったり、脂の多い部分だったりと、いろいろな部位の旨味や食感を楽しめるのが特徴。
加熱すると固くなりやすいのが、難点ですが…。
しかし、ちょっとの工夫で、驚くほど肉がやわらかくなるんです!!
それは、調理前に
「砂糖を肉に揉みこみ、1時間ほど置く」こと!
たった、これだけ。
砂糖には、肉のたんぱく質と水分を結びつける働きがあり、たんぱく質が熱によって固まるのを防いでくれるんです。
砂糖の量は、豚こま切れ肉200gに対して、砂糖小さじ1が適量!
甘くなってしまうのでは?と心配されるかもしれませんが、少量なので、味にもほとんど影響がありませんよ~。
肉を入れる順番が決め手!「節約すき焼き」
具材は、冷蔵庫の残りものなど、お好みのものでOK。
わが家では、直径26cmのフライパン一つで、だいたい以下の材料で作っています。
【材料】豚こま切れ肉…200g(砂糖を揉み込んだもの)
白菜…1/4個
にんじん…1本
しめじ…1/2袋
しらたき…180g
豆腐…1/2丁
ニラ…1/2袋(ねぎでもOK)
割り下(A) 砂糖…大さじ3
しょうゆ…大さじ3
みりん…大さじ3
料理酒…大さじ3
割り下は、あれこれ試した結果たどり着いた、わが家の「黄金比」です。
では、「節約すき焼き」を作っていきましょう!
フライパンに、ざく切りにした白菜、輪切りにしたにんじん、小房に分けたしめじ、食べやすい長さに切ったしらたき、ニラを入れて、
Aを回しかけ…
本来なら、
Aを混ぜて割り下を先に作っておけばいいのですが、面倒なので、そのまま調味料を投入!
ふたをして加熱!
白菜がしんなりしてきたら、豆腐を加えて、中火にしてさらに加熱。
にんじんに火が通ったら、真ん中を開け、肉ポケットを作り…
最後に、豚こま切れ肉を投入!
肉が固くならないように、
最後に入れるのがポイントです‼
肉に火が通って、全体に味がなじんだら、できあがり!
生卵をつけて、いただきます!
あっさりと食べたい時は、生卵ナシのシンプルな食べ方でも。
残った具材でアレンジレシピ
そのままでも十分おいしいすき焼きですが、わが家では、残った具材をいろいろアレンジ!おすすめを4つ紹介しますね~。
〇カレーいつものカレーに、すき焼きを足しただけです。すき焼きの甘辛さが、カレーの辛さをやわらげてくれるので、子どもが喜ぶ味に。ご飯はもちろん、うどんにかけてもおいしいですよ。
〇お好み焼き甘めのおやつ感覚で食べられるお好み焼きです。
すき焼きの残り汁(大さじ3)と、薄力粉(大さじ3)を混ぜ合わせた生地に…
卵(1個)、すき焼きの残り具材(茶碗1杯分)、千切りキャベツ(茶碗1杯分)を混ぜ合わせ…
油(小さじ1)を熱したフライパンで、両面を焼きます!
生地に、残りの汁のしょうゆが入っていて焦げやすいので、火加減は中火がおすすめ。
ほんのりと砂糖&しょうゆの味がするので、何もかけずに、そのまま食べてOK!
ソースやマヨネーズをかけるのも、合いますよ~。
〇コロッケフライパンに、残り汁(50ml)と、皮をむいて5mm幅に切ったじゃがいも(中1個)を入れ、ふたをして、中火で加熱。
じゃがいもに火が通ったら、潰して丸めて…
同量の油で炒めて焼き色を付けたパン粉をまとわせれば、即席コロッケのできあがり!
〇すき焼きうどんシメの定番ですが、これは、はずせない!
うどんに、残り汁がシミシミで、心も体も温まる~!
ハレの日は…豪華に牛肉で!普段は、この「節約すき焼き」ばかり食べていますが、たまのご馳走には、牛肉を使ったすき焼きが食べたい!
牛肉を使うと、見た目にも、ご馳走感が増しますね~。
頑張った後には、特別なご馳走が待っている…そう思って日々を過ごせば、大変なことも乗り越えられる…。
普段節約している分、ハレの日は奮発して、「国産牛肉」のすき焼きで、英気を養っています!