【10分簡単鍋】だしは使わずトマトスープだけで「牛トマト鍋」作ってみた！さすがの『分けとく山』レシピです

先日テレビ番組『ヒルナンデス！』を見ていたら、プロの座談会という特集で「鍋」をテーマに10分で作れる鍋料理を紹介していました。和食の名店「分とく山」の野崎シェフが、サッと下茹でした野菜と牛バラ肉にトマトジュースをスープに合わせた「牛トマト鍋」を披露。鍋のスープにトマトジュース⁉一体どんな味がするのか、本当に10分で作れるのか気になったので試しに作ってみました。


【画像を見る】和食の匠が作る牛トマト鍋！食欲をそそる色鮮やかな洋風鍋なんです

10分で作れる簡単鍋「牛トマト鍋」



材料（3～4人分　※8号鍋で作る場合）
牛バラ薄切り肉…200〜300g
大根…1/3個
たまねぎ…1個
ブロッコリー…1個
ブラックペッパー…少々

A鍋スープの材料
　トマトジュース（無塩）…300ml
　水…200ml
　薄口しょうゆ…大さじ1と2/3

鍋のスープはシンプルな材料ですね。
お出汁を使わずトマトジュースだけなので、酸味がちょっと気になります。

鍋スープの素を使わずに鍋を作ることはありますが、トマトジュースで作るのは今回が初めて。
小学生の娘は酸味があると食べないので、今回の仕上がりはいかに…！

下茹でがおいしくなるポイント！

まずは下準備をしておきます。

大根は、火が通りやすいように1㎝幅×12～13㎝長さに切る。
たまねぎは、半分にカットし1㎝幅に切る。
ブロッコリーは、小房に分けておく。
トマトジュース、水、薄口しょうゆを混ぜ合わせる。



1.沸騰したお湯に大根、たまねぎ、ブロッコリー、牛肉を入れ、サッと下茹でする。



2.下茹でした大根、たまねぎ、ブロッコリー、牛肉を入れ、Aの鍋スープを入れる。
フタをして中火にかけ煮立たせて具材に火を通す。



3.具材に火が通ったら火を止め、仕上げにブラックペッパーをかけたらできあがり。



本当に10分で火が通って、あっという間に作れました。
具材を薄くカットしているので、火が通りやすいんですね。すごく時短になりました。

先に下茹でしたのは、アクや表面についた汚れなどを落とす効果があるそう。
それで雑味がなくなり、シンプルな味付けでもおいしく仕上がるんだとか。
鍋スープの材料はトマトジュースだけだとうまみが強すぎるので、約半量の水を加えて薄めています。

実際に食べてみると…トマトジュースの酸味は全く感じられませんでした。しょうゆの深みと牛肉のうまみがスープに溶けだしています。たまねぎと大根は、シャキシャキッとした食感が残っていて、口の中で楽しめます。
娘は最後までトマトジュースだとは知らずにパクパクと食べていました。酸味は全く感じていない様子でしたね！

いつもの鍋に飽きたら作ってみて



今回、野崎シェフ考案「牛トマト鍋」を作ってみました。

10分で作れるので、仕事終わりの疲れたときでも簡単に作れるのはうれしいですね。
鍋全体にうまみが溶けだしているので、本格的な味を楽しめたのもポイント高いです！

さすが和食界の重鎮ですね。

このままでも十分おいしいですが、チーズをかけて味変させてもおいしそう。

鍋スープの素を毎回買っているとコスパが悪いので、節約にもつながって良いです。
いつもの鍋に飽きたら、ぜひお試しください。