2021.12.30

食べる

【牛乳大量消費レシピ】片栗粉を使えば、ダマしらず!「なんちゃってホワイトソース」【材料3つ!調理時間5分】

学校給食がない冬休み中に、牛乳が大量廃棄されるかも…とニュースで話題ですよね。そこでおすすめしたいのが、牛乳をたっぷりと使った「ホワイトソース」!寒い冬に体を温めてくれるうえ、いろいろな料理にアレンジが可能です。でもいざ作るとなると、小麦粉をバターで炒め、牛乳で少しづつ延ばして…と、手間はかかるうえ、ダマになりやすかったり、とろみがつかなかったりと失敗しがち…。そんなときは、小麦粉の代わりに片栗粉を使えば、失敗しらず!作り方を紹介しますね。


【画像を見る】調理時間5分!ヘルシーなのにウマい!「なんちゃってホワイトソース」

小麦粉、バター不使用!「なんちゃってホワイトソース」

用意する材料は、たったの3つ!

牛乳…400ml
顆粒コンソメ…小さじ2
片栗粉…大さじ2~3



片栗粉の量は、大さじ2だとゆるめ、大さじ3だとプルンとした固めの仕上がりになります。
お好みや、合わせる具材、調理法に合わせて、調整してくださいね。

作り方は、3ステップ!

1. フライパンに材料を全て入れ…



2. よく混ぜ合わせて、片栗粉が溶けたら、強火で熱し…



3. 牛乳が沸騰したら中火にし、ゴムベラでよく混ぜ合わせながら加熱を続け、とろみがつけば、完成!



調理時間は、なんと5分ほど…あっという間にできちゃいます!

本来のホワイトソースのような食感や風味とは少し違い、あっさりとした味ですが…
バターを使わないので、ヘルシーに仕上がるのもうれしいポイント。

ただし、火加減に気をつけないと、片栗粉が固まってしまい、滑らかに仕上がりません。

・材料をよく混ぜ合わせから、加熱する!
・牛乳が沸騰したら中火にし、加熱しながらよく混ぜわせる!

この2点を必ず守ってくださいね!!

寒い冬にぴったり!ホワイトソース活用レシピ!

使い方は、小麦粉やバターを使ったホワイトソースと同じでOK。
わたしのおすすめレシピ、3品を紹介しますね。

1品目は、ほうれん草のグラタン
ゆでたマカロニ、ゆでて食べやすい大きさに切ったほうれん草、ホールコーンに、ホワイトソースを混ぜ合わせ…
耐熱容器に入れ、とけるスライスチーズをちぎってのせ、オーブントースターで焼いて…



チーズに焼き色が付けば、できあがり!



ホワイトソースと絡んだほうれん草は、味がマイルドになり、ほうれん草のえぐみが苦手な人でも食べやすいですよ!

2品目は、チキンドリア
ご飯を、食べやすい大きさに切った鶏肉や玉ねぎなどと炒めて、ケチャップで味付けをしてチキンライスを作り…



耐熱容器に入れ、ホワイトソースとチーズをのせてオーブントースターで焼き…
焼き色が付いたら、仕上げに、お好みで乾燥バジルを散らせば…



ドリアだって、パパッとできちゃいます!



チキンライスと、ホワイトソースは相性抜群!
ご飯と合わせることで、ボリューミーになるので、一皿でお腹がいっぱいに!

最後は、コーンクリームコロッケ
時間があるときに、ぜひ作っていただきたい1品です。



クリームコロッケって、うまく成形できずに、作るのが難しいイメージがありますが…
片栗粉で作った手抜きホワイトソースは、生地がまとまりやすく、衣もつけやすい!

ホワイトソースは、プルンと固めの方が作りやすいので、片栗粉の分量は大さじ3がおすすめです。

作ったホワイトソース(200g)に、蒸して潰したじゃがいも(100g)、ホールコーン(50g)、黒こしょう(お好みで)を混ぜ合わせ…



粗熱が取れたら器に移し、ラップをかけ冷蔵庫で1時間ほど冷やし…



成形して、薄力粉→溶き卵→パン粉(各適量)をつけ…



180℃の揚げ油で、両面をキツネ色に揚げれば完成!



揚げ方によっては破裂する可能性もあるので…

〇衣は、しっかりとつける!
〇油は、コロッケの生地がかぶる量を入れる!
〇油に入れる時は、そーっと網じゃくしなどを使って入れ、衣がある程度固まるまで触らない!

この3つのポイントに気を付けてください。



外はカリッと、中はトロ~ッと仕上がりますよ。
コーンの粒々とした食感が楽しい、1品です!



寒い冬こそ…「食べる」牛乳の習慣も!

牛乳には、カルシウム、タンパク質、ビタミンB2と、体にとって大切な栄養素が豊富に含まれています。
冷蔵庫に常備しておけば、いつでも手軽に栄養が補給できる優れた食材ですよね。



とはいえ、寒い時期に冷たい牛乳はちょっと飲みにくいかも…

そんなときは、この手抜きホワイトソースを使って、グラタンやドリア、クリームコロッケを作るのが、おすすめ!
ホワイトソースの優しい食感やマイルドな味に、1日の疲れが癒され、心もホッとしますよ!



どんな食材にも合わせやすいので、その時の残り物などと合わせてみると、新たな食べ方の発見につながるかも⁉

寒い冬は、飲むだけでなく「食べる」ことで、牛乳からの栄養を補給してくださいね~!
牛乳の大量消費になるだけでなく、料理のレパートリーも広がりますよ。

牛乳写真/菊地菫

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