暑くてだんだん食欲がなくなってくるこの頃…しっかり食べないとバテちゃいますよね。そんなときには、なめこ専業農家が伝授するレシピをお試しあれ! ヌルヌル~な食感のなめこと新鮮な野菜、めんつゆが絶妙に絡んだ「万能たれ」です! ご飯やうどん、冷ややっこなどにかければ、つるんと胃に収まっちゃいますよ♪ 暑~い日の食卓で、大活躍すること間違いなし♡
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なめこは鮮度が命。真空パックでも冷蔵で2~3日しか日持ちしません。
栃木県でなめこ農家を営む小西聖子さんは、なめこを少しでも長く保存するために「めんつゆ」に漬けることをおすすめしています。つゆ漬けにすれば、冷蔵で1週間ほど持つそうです。
そして、このなめこのつゆ漬けに新鮮な野菜を加えれば、絶品の「万能たれ」に変身!
「ご飯にかけてもおいしいし、薬味としても重宝しますよ。ぜひ冷蔵庫に常備してみてください」(聖子さん)
なめこと刻み野菜の「万能たれ」
材料(作りやすい分量)
なめこ(株付きでも真空パックでもOK)…1パック(200g)
めんつゆ(2倍濃縮。白だしなどお好みで変えてもOK)…適量
お好みの野菜(きゅうり、なす、大葉、みょうがなど)…適量
作り方
1.沸騰したお湯に塩少々(分量外)を入れ、なめこを30秒~1分ゆでてザルにあげる。
なめこは生では食べられないので、必ず火を通します。加熱しすぎるとぷりぷり感がなくなってしまうので、気をつけましょう。
2.なめこ以外の野菜を刻む。きゅうりとなす、みょうがは5㎜~1㎝くらいの角切りに、大葉はざく切りにする。
(※なすのあくが気になる場合は、10分ほど水にさらしておく)
3.1と2を保存容器に入れ、めんつゆで全体を浸したら、ふたをして冷蔵庫で冷やして出来上がり。
なめこのヌルヌルでとろみがついて、色合いもきれい~。編集部員みんな絶賛の味です。ご飯やうどん、冷ややっこ、そうめん、野菜サラダ、揚げなすなど、いろいろな料理のトッピングとして使ってみてくださーい。
今回は、冷ややっこの薬味にしました♪ ほどよいとろみのたれと豆腐がベストマッチ、さわやか~♡
漬ける野菜に決まりはないので、オクラ、ショウガ、ズッキーニ、パプリカなど、旬のものを合わせましょう。
つゆを少なめにすれば、たれ単体でもおいしくいただけそう。山形県の伝統料理「だし」っぽい感じですね~。
「なめこだけで作ってもおいしいですよ。なめこが余ったら、保存もかねて試してみてください」(聖子さん)
食欲が出ない暑い日は、この「万能たれ」で乗り切りましょう!
広々とした田園の一角にある小西なめこ園。ここで高品質のなめこを育てています
ハウスで栽培を待つなめこの菌床の列。この春もすくすくと大きくなりました!
小西なめこ園
小西美好さん・聖子さん
栃木県高根沢町で、なめこ栽培を営む専業農家。兼業農家だった実家の跡を継いだ美好さんは2代目。菌床栽培の設備をととのえることで通年栽培を可能とし、専業農家へと転換する。収穫したなめこは、おもに高根沢近辺の道の駅、直売所のほか、給食用にも出荷。妻の聖子さんは収穫を手伝うほか、Instagramなどを通じてなめこレシピを発信し、消費拡大に向けてPRしている。
●Instagram ID @little.west.s.m.farm
●贈答用の株付きなめこは予約で受け付けています(販売期間10月〜3月)。問い合わせは下記まで。
電話:028-676-1075
写真提供/小西なめこ園 レシピ写真/津田雅人 取材協力/JAしおのや
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