2022.06.10

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きゅうりは加熱すると新感覚・新食感♪『きゅうりとしょうがのさっぱり春巻き』の作り方【野菜ソムリエ考案】

野菜ソムリエのCanacoです。これから夏を迎えて「きゅうり」がおいしくなりますが、その使い方といえばサラダやお漬物が代表格。それ以外は? と言われても「ちょっと…」、そんな話をよく耳にします。確かに「生」でいただくことが多い野菜ですよね。そこで今回は加熱するレシピを提案! 皮で包んでフライパンで焼き上げる「春巻き」です。きゅうりの新たな魅力を楽しむことができますよ♪

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レシピ紹介の前に…

きゅうりの選び方と保存法

トゲが痛いくらいとがっているものは新鮮な証拠、上から下まで太さが均一で下部分が膨らんでいるものは水分がたまってしまっているので良品とは言えません。白い粉はブルームというきゅうり自らが表面を守る成分ですので、わたしはついているものが売られているときは手に取るようにしています。水分を多く含む野菜のため、購入後は早めに食べることをおすすめします。

ギネスには「世界で一番栄養が少ない野菜」と登録されているきゅうりですが、美肌や風邪予防に役立つビタミンC、利尿作用がありむくみ予防におすすめのカリウムも、少量ですが含んでいます。また水分たっぷりで身体の熱を冷ます役割もあるため、夏になる前にしっかりと食べ、暑さを迎える準備をするとよいでしょう。

今回のレシピはきゅうりを細切りにし、塩もみをして水分をしっかり抜いてから春巻きの具に巻いていきます。しょうがと組み合わせることで、暑い季節にも食べたくなるさっぱりとした春巻きに仕上げました。わたしが何年も作っているおすすめレシピです。材料もシンプルですのでぜひ作ってみて下さい。



『きゅうりとしょうがのさっぱり春巻き』

材料(2人分)
きゅうり…1本
しょうが…1かけ
塩…少々
春巻きの皮…5枚
サラダ油…大さじ3

作り方
.きゅうりとしょうがを細切りにし、塩もみして3分おく。
.1をさっと洗い水気を絞り、2等分した春巻きの皮に巻く。
.フライパンに油を中火で熱し2を両面焼く。

ポイントをお伝えします!
きゅうりとしょうがを細切りにし、ボウルに入れ塩もみする。





塩もみしたらさっと洗いしっかり水気を絞り、キッチンペーパーで包み、水気をふきとっておく。



春巻きの皮は三角形に二等分することでパリッとした食感と中身の色が見えて爽やかに仕上がる。



巻くときは手前に具をのせて巻いていく。






水気のある具材なので巻き終わり部分は、具材の水気を少し指につけながらくっつける。

そしてフライパンに少量の油で焼く。
焼き色はきつね色でオーケー。
具材は生でも食べることが出来るものなので皮が焼ければオーケー。

調味料はお塩だけ。もしも少し薄いと感じたら、塩もみ後の洗い加減は塩気を残すように洗って下さい。
ほんのり塩味がお好みの方は、しっかり洗っていただいて大丈夫です。
きゅうりとしょうがのさっぱりとした風味と薄めの春巻きの皮がパリッと仕上がり、しつこくないさっぱりとした春巻きの完成です。

しょうがの味わいもポイントになります。なので、しょうがの分量で味を調整したり、しょうがの代わりにとうもろこしを入れるのもおすすめです。
春巻きですが、さっぱりしていて辛味もアクセントとなっているのであとを引くおいしさですよ。

ビールや日本酒のおつまみにもオススメです。具材を先に作っておき、食べる直前に巻いて焼いて下さい。お子さん向けにはしょうがではなく、とうもろこし(コーン)と組み合わせると甘みがプラスされ、また違う味わいの子ども向けレシピに変身します。

きゅうりの新感覚レシピ! ぜひお試しください。

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