2022.07.16

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【牛乳消費レシピ】夏休み直前!ひんやりおいしい「牛乳わらび餅」を子どもの牛乳補給に♪おやつにぜひ

管理栄養士nnaokortです。お菓子作りって、ご飯を作るより気合いがいりませんか? ふだん使わない材料を用意しないといけないイメージもあるし…。先日、夏のおやつにいいレシピはないか探していたら、「牛乳わらび餅」なるスイーツを発見。こちらは超簡単に作れる上、おいしく食べて牛乳の栄養素まで摂れてしまう優れもの。給食がない夏休み、お子様のおやつにもぴったりですよ〜。

【明治エッセルスーパーカップ】で「え、わらび餅が作れるの⁉」材料3つを加えるとそれっぽくなる、なる!


材料はたった3つだけ!

「牛乳わらび餅」のレシピが紹介されていたのは、STV札幌テレビの人気情報番組『どさんこワイド179』の「ひんやり! プルプル! 超簡単! 牛乳夏アレンジ」という特集コーナー。番組で謳われていた「ひんやり! プルプル!」という言葉に惹かれて作ってみました。お題通り、びっくりするくらい簡単にできちゃいます!
材料なんて、たったの3つ。しかも家に常備しているものがほとんどです。

【材料】
牛乳…250ml
片栗粉…50g
砂糖…30g

筆者宅はいつもきび糖を使用しているのですが、上白糖など白いお砂糖を使うと、真っ白い牛乳わらび餅ができますよ。それに、材料もオールホワイトで統一できますね。



【作り方】
1.すべての材料を鍋に入れて、火にかけます。



2.材料をシリコンベラで混ぜます。



3.1分くらいで、シリコンベラに固まりがついてきました。



4.あれよあれよという間に、わらび餅の素ができました。



5.密閉容器などに移して冷まします。ここまでで5分とかかりませんでした。



6.冷蔵庫で1時間冷やしたら、型から出します。



7.一口大に切り分けます。包丁に牛乳わらび餅がひっつくので、切る時、指を怪我しないように気をつけて下さいね。



8.お皿に盛って出来上がり!

トッピングでバリエーションアップ!

きなこ+黒蜜

・ゆで小豆

・白すりゴマ+黒蜜

せっかくなので食べるときに、3つのトッピングでバリエーションをつけてみました!

ちなみに豆類やゴマは、カルシウムの吸収を抑える成分が入っていますので、気になる方は黒蜜のみで食べるといいでしょう。
しかし、「わらび餅と言えばきなこが欲しい!」というのも心情。
おやつなので栄養面だけでなく、楽しみも考慮しつつ量を加減してください。


・きなこと黒蜜
おいしくないわけがない!
食べると通常のわらび餅との違いがわからないほど。これぞ「THEわらび餅」です。
黒蜜がきなこと牛乳わらび餅をうまく絡めてくれて、どこから食べてもおいしく食べられます。



・ゆで小豆
今回使用したゆで小豆は甘みが強いタイプ。牛乳わらび餅はぷるんとしながらも、ゼリーに近い硬さがあるので、ゆで小豆と合わせればボリューム満点!
ミルク金時が好きな方なら、リピートしたくなる組み合わせです。



・白すりゴマと黒蜜
ゴマのプチプチ感と牛乳わらび餅のプルプル感で、食感の違いを楽しめる組み合わせです。
白すりゴマの風味と食感が存在感を出しています。やはりここでも黒蜜がゴマと牛乳わらび餅をうまく絡めてくれるので、両方の食感が楽しめ、かつ甘く仕上がります。


 
牛乳の栄養について

牛乳といえば”カルシウム”というぐらい栄養面では周知されていますが、それだけではありません。牛乳にはカルシウムのほかに良質なタンパク質、ビタミンA、ビタミンB2、カリウムなど様々な栄養が含まれています。
液体なので、一度に効率よく量も摂れるのが魅力です。

牛乳のタンパク質の種類と働き

牛乳のタンパク質は、大きく分けて2種類あります。

・カゼイン:約80%
・ホエーたんぱく質 :約20%

カゼイン
カゼインは牛乳のタンパク質の主成分。カゼインからできるカゼインホスホペプチド(CPP)という成分はカルシウムの吸収を助けます。これは、牛乳が食品の中で一番カルシウムの吸収率がよい要因となっています。

ホエーたんぱく質
ヨーグルトの上に出てくる液体を見たことがありますか? このヨーグルトの上澄みがホエーと呼ばれている部分。ホエーの中にある水溶性のタンパク質がホエーたんぱく質です。筋肉作りや疲労を和らげるのに必要とされる分岐鎖アミノ酸(BCAA)が多く含まれています。

おやつについて


おやつで摂るエネルギーは、幼児期から学童期にかけてはおよそ200kcal前後、中高生で250kcal前後が目安になります。

今回の牛乳わらび餅は砂糖や片栗粉を使用しているので、総エネルギー量は約450kcalです。

また、使用したトッピングは1皿30~60kcalくらい。
そのため、牛乳わらび餅は、1/3~1/4量を1回のおやつにするといいでしょう。
さらに一緒に牛乳を120~150mlくらい飲めば、給食と同じくらい(約200ml)の牛乳を摂取できます。



トッピングを色々用意して定番の”夏おやつ”に♪

牛乳わらび餅はなんといっても材料が手軽に揃い、作り方も簡単。
大量に作ってトッピングをいくつか用意しておけば、お子様が自分でカスタマイズできるので、飽きの来ない夏休みの定番おやつになるはずです。
また、夏休みでも栄養価の高い牛乳を毎日飲めるといいなと考える方もいるかもしれません。
食生活を習慣化するには「誰かと一緒」にすると続けやすいもの。牛乳わらび餅で親子一緒におやつタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。


参考文献:
≪WEB≫

一般社団法人 Jミルク  https://www.j-milk.jp/index.html
一般社団法人 日本乳業協会 https://nyukyou.jp/


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