2022.09.26

食べる

【イタリアンシェフの賄いメシ】なのに生姜焼き⁉複雑過ぎる味の構成な「鶏しょうが焼き丼」作ってみた!



15.出ました! ここで「味の素 香味ペースト」投入です。



16.ライムとレモンを絞って入れます。

ちなみに動画を見ていて驚いたのですが、ライムとレモンを絞るときは、皮を下向きに実を上向きにするんですって!
というのも、皮面が香りの油をたくさん持っているから。その皮面の油も活かせるよう、近めで絞るといいらしいですよ。



下の画像のように、普通は実を下向きに搾りがち。けれど、奥野シェフ曰く、こちらはNG!

 

17.しょうがとにんにくのすりおろしを加えます。

ここでもまたビックリ! 普通は、フライパンに油を引いたら、最初にしょうがとにんにくを加えることが多いと思います。なのに。このタイミング…! これは今回は素材単体の味を活かすための手順になっているとか。

しょうがとにんにくは、煮ることでやわらかな味わいにするほうが、最後に加える香草と合うそうです。
しょうがとにんにくは焼かないで煮るのがコツ! というわけです。
確かに、焦げたにんにくやしょうがの香りって、ちょっと強いですもんね。



18.全体をかき混ぜ、味がなじんだら火を止めて出来上がりです。
ここでペロッと味見したら、香味ペーストがよく効いて「中華風鶏の生姜焼き」でしたよ。



19.ご飯をお皿に盛ります。
イタリアンなので、丼といいながら「どんぶり」ではなく「お皿」です。



20.ご飯の横に「鶏の生姜焼き」を盛り付けます。



21.上から、たっぷりのハーブを盛り付けます。
仕上げに、お好みでオリーブオイルを振りかけましょう♪



ハーブ効果でしっかり”イタリアン”な仕上がりに♪

食べてみてびっくり!「中華風鶏の生姜焼き」がハーブをのせることで「イタリアン 鶏しょうが焼き丼」になりました。
香味ペーストの味はするのですが、ハーブの香りが鼻に抜けて「これぞイタリアン! 」という印象。オリーブオイルもひと役買っていますね。イタリアンにググッと引き寄せています♪ 

そして、ご飯とよく合う味付けで、とにかくおいしい! わざわざ丼にする意味がわかりました。
しょうがもしっかり効いていて、それをアボカドがマイルドに整えてくれる感じ。

味はとにかく複雑な構成で濃いめ。それをハーブがサッパリとしてくれています。
鶏肉はジューシーで味がしっかりと染みていておいしいです♡

にんにくと長ねぎの甘みを感じますが、ハーブたっぷりなのでそれほどこちらの香りは気になりません。

動画内で、奥野シェフは豚肉ではなく鶏肉を使った理由の一つに、「鶏のほうが豚肉より香草とあわせやすいから」を挙げていましたが…。確かにハーブの香りは鶏肉と好相性!とっても爽やかで、食欲をそそりますね。

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