2022.07.27

食べる

【調理の裏ワザ】黄金色にうっとり♡いろいろ使える「万能トマトだし」作ってみた!冷製スープや酢の物が絶品~♪

暑さに参る日々ですが、大好きなトマトが真っ赤に熟して甘くなるので許すとしましょう。先日、NHKの情報番組『まる得マガジン』では、旬のトマトのおいしい活用術を紹介していました。その中に「万能トマトだし」なるものが!トマトがだしに!?トマトがおいしいことは承知していますが、だしになるとは初耳です。料理研究家の平仲亜貴子さんが伝授する「万能トマトだし」を作ってみましょう!

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「万能トマトだし」の材料はトマトと水だけと超シンプル



【材料・作りやすい分量】

トマト…400g(中玉で約4個)
水…600ml

1. トマトはヘタを切ってざく切りにします。



1/4に切ったトマトを、さらに3等分にしました。

2. 鍋に水とトマトを入れ、沸騰したら弱火にして15分煮ます。



600mlの水と400gのトマトを入れるので大きめの鍋がおすすめ。沸騰するまで水は透明ですが…。



15分間弱火で煮ると、薄い黄金色になりました。トマトの香りが漂っています!アクは取り除いて、おいしいだしを目指しましょう。

3. ペーパータオルを敷いたザルでゆっくりとこします。



ギュッと押してこすとえぐみが出るそうなので、自然にだしが落ちるまでに気長に待ちましょう。
ボウルより大きいザルを乗せると安定しますが、ザルが小さい場合はボウルの上に菜箸を渡すと上手にこせますよ。



15分経過。まだ少しだしが残っているので上からそーっと押してこしました。
ちなみに、残ったトマトはピューレにしてカレーに入れることに。トマト煮込みやミートソースなどに使えば、残ったトマトも無駄なくおいしくいただけます!

一見すれば和風だし。香りと味わいはしっかりトマト!



きれいな黄金色のだしになりました!トマトの酸味を感じさせる香りは、かつおだしや昆布だしと一線を画しています。



600mlの水と400gのトマトから2カップの「万能トマトだし」が取れました。

「万能トマトだし」を使って「冷製スープ」にアレンジ!



【材料・2人分】
万能トマトだし…200ml
塩…少々
ミニトマト…1個

1. 鍋に万能トマトだしと塩を入れ、中火で温めて塩を溶かします。



万能トマトだしの旨味が生きるよう、塩はひとつまみにも満たない程度を入れました。

2. 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、スープを注ぐ直前にミニトマトを切ります。



冷えるまでしばらく待ちましょう。万能トマトだしが冷えたらミニトマトを細かくカット。器にトマトとだしを注げば完成です。

クリアな切れ味で夏の水分補給にゴクゴク飲みたいくらい!



クリアで切れ味のあるおいしさにびっくり!トマトの酸味が効いていて、暑さで疲れた体がシャキッとします。

かつおだしや昆布だしはまったりとした旨味ですが、「万能トマトだし」は透き通る旨味という言葉が似合うほど、体にスーッと入っていきます。筆者はスポーツドリンク代わりに飲みたい!と思いました。汗をかく夏にぴったりな味わいです。

トマトジュースも大好きですが、「万能トマトだし」はトマトの果肉が入っていない分、洗練された味わいを楽しめる気がします。

透明ですがトマトの存在感は消えることなく、トマトの味の輪郭がくっきり出ているので、力強さを感じますね。

トマトが大好きな筆者は「万能トマトだし」の味を知って、さらにトマト愛が増しました。

「万能トマトだし」を使えば、酢の物がまろやかに



『まる得マガジン』では「万能トマトだし」を酢の物に応用していたので筆者もトライ。「万能トマトだし」と穀物酢を3:1の割合で混ぜて、塩もみしたきゅうりとしょうがのみじん切りに和えてみました。

「万能トマトだし」にほのかな酸味があるので、酢は控えめでもさっぱりとしたおいしさに仕上がりました。まろやかな酢の物になるので子どもでも食べやすいと思います。

「万能トマトだし」を作ってみて、トマトの高い潜在力を実感しました。生のまま食べるのもおいしいですが、だしにすることでまた違ったおいしさを再発見できると思いますよ!


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