2022.09.26

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【小麦粉高騰】なので米粉!レンチンで簡単『米粉のロールケーキ』に挑戦!「え、カスタードも米粉で⁉」

小麦粉の代替品として米粉が注目され、米粉スイーツもよく見かけるようになりましたね。先日の朝の情報番組『グッド!モーニング』ではレンチンで簡単に作れる「米粉のロールケーキ」が紹介されていました。生地はもちろん、カスタードクリームも米粉を使っているんですって! カスタードが大・大・大好きな筆者。これはマスターしたいレシピです! さっそくチャレンジ。


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米粉を使えばお菓子作りが簡単に♪



米粉は小麦粉に比べて粒子がとても細かいので、ダマになりにくいという特長があります。そのためスポンジ生地を焼く時に必要な粉ふるいの工程は不要。生地作りをスムーズに行えます。

また米粉はグルテンを含まないので、生地をグルグルとかき混ぜても粘り気が出ません。スポンジ生地を作る時に神経質にならなくていいのも、うれしいポイントです。

カスタードクリームも生地もレンチンで作る「米粉のロールケーキ」

カスタードクリームは冷やす時間が必要なので先に作ります。



【材料(カスタードクリーム)】
米粉…40g
きび砂糖…60g ※上白糖でも可
牛乳…400ml
卵黄…4個分
バニラエッセンス…少々

1.  耐熱ボウルに米粉と牛乳を入れてよく混ぜ、ラップをかけて電子レンジ500Wで3分加熱します。



米粉はサラサラとしているので牛乳と混ぜてもダマになりません。



ラップをかけて500Wの電子レンジで3分加熱します。

2.  砂糖と卵黄を入れてよくかき混ぜます。



温まった牛乳に卵黄を入れても、卵黄がダマにならず均一に混ざりました。

3.  電子レンジ500Wで1分加熱し、クリームを50回程度混ぜるという工程を3回繰り返します。



1回目の加熱・撹拌後のカスタードクリームは、やや重たくなったかなと感じる程度でシャバシャバでした。2回目の加熱・撹拌後、クリームの濃度に変化は感じられませんでしたが卵の香りは強くなりました。

上の画像は3回目の加熱・撹拌後のカスタードクリームです。3回目でトロトロのカスタードに変化! 米粉のダマ感はまったくなく、とてもなめらかです! ロールケーキ用には少しゆるいかなと思いましたが、冷やせば少々固まるだろうと思い、この状態で完成にしました。

4.  バニラエッセンスを数滴加え、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やします。



ちなみに…。こちらはバニラエッセンスを加えるレシピでしたが、今回は入手できなかったので省きました。バニラの香りはしませんが、卵の甘い香りがしているので、きっとおいしいカスタードクリームになるでしょう。冷蔵庫で1時間ほど冷やします。

その間にスポンジ生地を作ります。



【材料(スポンジ生地)】
米粉…40g
ベーキングパウダー…小さじ1/2 ※米粉の器に入れてあります
卵黄…2個分
きび砂糖…30g
牛乳…大さじ1
サラダ油…大さじ2
卵白…2個分
きび砂糖…10g ※卵白用
フルーツ…適量 ※なくても可。今回はブルーベリーを用意

1.  卵黄にきび砂糖を3回に分けて入れ、混ぜます。



砂糖を混ぜると、卵黄が少し白っぽくなりました。

2.  サラダ油を加えて混ぜ、さらに牛乳を入れてよく混ぜます。



サラダ油と牛乳を入れると、卵黄がとろっとしました。

3.  米粉とベーキングパウダーを先に軽く混ぜ合わせておき、2に加えてよくかき混ぜます。



米粉はグルテンを含まないので、混ぜすぎを気にすることなくグルグルと混ぜられます♪
後でメレンゲを加えますが、米粉には膨らむ力がないのでベーキングパウダーを少し入れるとよりふっくらとした生地になるそうです。

4.  別のボウルに卵白ときび砂糖を入れ、ハンドミキサーでツノが立つまで混ぜます。



ハンドミキサーの弱モードで5分ほど泡立てました。

5.  クッキングシートを敷いた耐熱容器に生地を流してラップをかけ、電子レンジ500Wで3分加熱します。



500Wで3分加熱したら蒸しパンのような生地が完成!
ちなみに番組では特に容器の大きさについての指定はありませんでした。筆者宅には大きい耐熱容器がなかったので14cm×23cmのグラタン皿を使ったら、生地の厚さが約2cmに! クリームを巻くのが難しそうなので、生地を半分の厚さにスライスしました。

6. カスタードクリームと刻んだフルーツを生地にのせて巻きます。



カスタードクリームは冷やしてもあまり固まらず、トロトロのままでした。ブルーベリーは6粒を1/4にカットしてのせています。
ラップを使ってクルッと巻き、切りやすくするために冷蔵庫で少し冷やしましょう。

生地はもっちり、カスタードはトロトロ! 卵の味が濃い♪



厚み約1㎝にスライスしたスポンジ生地で巻いたら、直径約5㎝くらいのミニロールケーキになってしまいました。

サイズは控えめですが、おいしさは十分です♪ 米粉のスポンジ生地はもっちりとしていながらふんわり感もあり、卵の味が濃厚! クリームなしでもおいしいくらいです。
ただ、「米粉のカスタードクリーム」もとろけるおいしさ! こちらも卵の味が濃厚で、やさしい甘さでした♪ 

小麦粉で作るカスタードクリームはダマになりがちで作るのに神経をとがらせますが、「米粉のカスタードクリーム」はダマが一切できませんでした。しかもレンチンなので簡単。おまけに鍋で作るとクリームがこびりついて洗うのが大変ですが、これなら洗い物も少なくて助かります。今後カスタードクリーム作りはこのレシピで! と思いました。



半分の厚みにスライスしたうち、残りの生地は、厚みが1㎝を超える部分もあったので巻くのを断念。生地を5×7㎝くらいの大きさにカットしてカスタードクリームを塗り、3段に重ねてみました。

ロールケーキと味は変わりませんが、高さが出た分、より特別感のあるスイーツになりました。

残った「米粉カスタードクリーム」を「焼きプリン」にアレンジ



「米粉のカスタードクリーム」はロールケーキに使っても十分に残る量が出来上がります。『グッド!モーニング』でも「米粉のカスタードクリーム」を「焼きプリン」にアレンジしていたので作ってみました。

作り方は超簡単! 耐熱容器に「米粉カスタードクリーム」を入れて、予熱で200℃に温めておいたオーブンで15分焼くだけです。

食べてみると冷たいクリームの時とは違い、むっちりとした食感に変化! 甘さも少し濃く感じます。焼きたてもおいしいのですが、冷やすと甘さがすっきり。どちらにしても濃厚な卵の味を楽しめ、カスタード好きにはたまらないスイーツでしたよ♪

今回のレシピはカスタードクリームがとても簡単に、しかもなめらかに作れたので驚きました。生地もクリームもレンチンで作れるので、ケーキ作りのハードルが下がると思います。ぜひお試しくださいね。

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