2023.06.22

食べる

【農家直伝】え、鹿児島銘菓のかるかんが手作りできる!?残りがちなあのジャムも活用するってよ♪もちふわ♡

鹿児島土産の大定番「かるかん」。真っ白な見た目とふわふわの食感が特徴的で、物産展で見かけるとつい自分用に買っちゃうくらいわたしの大好物です♪そんな「かるかん」をわが家で作れるレシピを、鹿児島県の農家から教えてもらいました!しかも冷蔵庫で眠りがちなブルーベリージャムを練りこむそう。これは試すっきゃない!!

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鹿児島の伝統スイーツ「かるかん」ってご存じ?



かるかんは、かるかん粉(※)・自然薯・水で作られています。
江戸時代、シラス台地で自然薯が多く自生していたことや、砂糖を手に入れやすい地理にあったことから、かるかんが鹿児島県に根づいたとも言われています。

※うるち米を原料にして作られた米粉の一種。

かるかんは漢字で「軽羹」と書き、これは「軽い羹(羊羹)」という意味。
生地を蒸し上げると、蒸す前よりも軽くなることからこの名前が付いたそうです。
「軽い羊羹」だから「かるかん」・・うまい事考えるな~(笑)。

農林水産省ホームページより
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/karukan_kagoshima.html

「ブルーベリージャム入りかるかん」の材料はこちら



材料(10~15切分)
大和芋…100g
上新粉…100g
卵白…100g
砂糖…100g
ブルーベリージャム※…50g
水…50ml

※ブルーベリージャムがない場合、他のジャムでもOKです。

作り方
1.大和芋は、皮を剥いてすりおろす。



2ボウルに1を入れたら、砂糖を3回に分けて加え、その都度泡だて器でよく混ぜ合わせる。





3.別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てる。



卵白の成分で生地が固まるので、卵白の量はしっかり分量通り用意してくださいね!



つのがピンと立ったらOKです!

4.23の卵白を入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせる。





5.上新粉を加えたら、シリコンベラでさっくりと混ぜ合わせる。



上新粉を加えたら、卵白の泡をつぶさないよう優しく混ぜ合わせます。



上新粉が底に残りがちなので、しっかり馴染ませて。

6.水を3回に分けて加えたら、ブルーベリージャムを加えてよく混ぜ合わせ、型に流し込む。



最初は水がなかなか生地に入っていきませんが、優しく混ぜていくとちゃんと馴染みますよ!



プルンとしてきました。



ここでブルーベリージャムを投入!



混ぜ合わせるときれいな紫色になりました。



型に入れたら蒸していきましょう。

7.
蒸し器の水は沸騰させておき、蒸気が上がってきたら型ごと入れて20分蒸す。



フタに布巾を巻いて水滴が落ちるのを防止します。




20分後にフタを開けてみたら、生地がぷっくりと膨らんでいました。



竹串を刺して、中まで火が通ったか確認します。



生地がつかなければ出来上がり!



ところどころにブルーベリージャムの実が残っていておいしそう♪



割ってみると…。
見てください、ふわっふわ~!蒸す前はあんなにずっしりとしていたのに、大変身♡
まさに「軽い羊羹」で“かるかん”です!



ジャムを入れずに、プレーン味のかるかんも作ってみました!
それでは、いただきまーす!



まずはブルーベリーの方から…
パクっ。ふわっ、もち~!
う~ん!これこれ!このふわもち食感が自分で作れるなんて感動…。
フルーティーなブルーベリーの香りが爽やかで、なんだか洋菓子を食べてるみたい!
甘いかなと思いましたが、程よい甘さと酸味があるので、パクパク食べられちゃう。
これはいちごジャムやマーマレードなど、他のジャムで試しても楽しそう♡

プレーンタイプのかるかんは、大和芋の風味がしっかりと感じられ、安定のおいしさです。
どちらも良さがあるので、食べ比べてみるのもおススメですよ!

かるかんの懐の深さを感じられる一品。
材料も少ないので、思っていたよりも簡単でした!
みなさんもぜひ、作ってみてくださいね♪

★今回のレシピは、鹿児島県 JAあいらの広報誌「あいら」2022年11月号からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://ja-aira.or.jp/wp-content/uploads/2022/11/magazine2211.pdf

レシピ提供/JAあいら女性部霧島支部

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