えのきたけの軸のおいしい食べ方では、A~Cのパターンを切り分けたところで、いよいよ調理していきます。
「えのきたけのステーキ」は、軸が凝縮してくっついている根元部分ならではの一品です。シャキシャキとした食感がおいしいので、気になった方はぜひ試してみてくださいね。
材料えのきたけの軸(※)…1袋分
ゴマ油…大さじ1
[A]
しょうゆ…小さじ1
みりん…小さじ1
料理酒…小さじ1
にんにくチューブ…小さじ½
※今回のえのきたけは軸が小さめだったので、3袋分の軸を上記の分量で焼きました。
作り方
1. [A]をすべて混ぜておく。
2. フライパンにゴマ油を入れる。
3. えのきたけの軸の両面に焼き目がつくまで加熱する。
4. 混ぜ合わせた[A]を加え、軽く火を入れて調味料が絡んだら器に盛り付ける
最後に刻んだ青ねぎ(分量外)を添えて…完成しました!上記は、パターンBの軸の輪切りですが、なんだかフォアグラのような見た目で高級感があります(笑)。
では実食!
パターンA(石づきカットせず)の感想えのきたけの食感に調味料が絡んでおいしい…と思ったのもつかの間、口の中に嚙み切れない木くずのようなものが残りました…(汗)。やはり、石づきは食べられるものではありません。木くずが付いている部分はしっかりカットしなきゃだめですね~。
パターンB(石づきギリギリでカット)の感想
食べた瞬間、濃厚なえのきたけの旨味が広がります!軸がギュギュっと凝縮していて、食感がコリコリで楽しい。そこににんにくのパンチが効いたタレが絡んで、これは本当においしい。パターンAのような石づきの食感はまったくありません。
パターンC(石づきを大幅にカット)の感想これは普通においしいです(笑)。食感がシャッキシャキで、タレのコクもしっかりきのこに絡んでます。ただ、パターンBの方が旨味が凝縮している気がします。軸の密度が関係しているのかもしれません。
以上、食べ比べてみて…
「パターンB(石づきギリギリでカット)が一番おいしい」という結論に至りました。
というわけでみなさん、えのきたけの軸の根元は石づきギリギリまで食べましょう!
(もちろん、あまりにもギリギリに切り過ぎると、石づきが残ってしまうリスクがありますのでご注意)
えのきたけの軸は旨味が強く、栄養も豊富に含まれています。今回のようにステーキにすれば、一層その味わいを楽しめますよ。
これまでえのきたけの軸を大きく切って捨ててしまっていたという方は、ぜひ1度試してみてくださいね。